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【鬼滅の刃】決定版!これが社会現象アニメだ!【美少女戦士セーラームーン】アニメコラム

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普段はサブチャンネルの動画は記事化しないのですが、
記事にもしてほしいという声があり、
今回から一部のサブチャンネルも記事化を試みることにしました。

かつては長いから読むのが面倒くさいという声に
歯向かうようにYouTubeをはじめた私でしたが、
それから4年経つと逆の声も生まれる。
おかしな話です(笑)

社会現象

今回のテーマは「社会現象」です。
社会現象のアニメはTwitterや匿名掲示板をはじめ、
たびたび話題に上がり、論争になり、そしてまた話題になる。
ここ10年くらいはその流れを度々見かけてきました。

私もそういう論争を見てはコメントしたり、
ときにTwitter(X?)で反応したりもしましたが、
また話題に上がってたのを見かけたので、
今回私なりの社会現象アニメをまとめようと思い立った次第です。

社会現象とはなんなのか。
このあたりの定義付けが曖昧だからこそ、
論争が起こりやすいテーマとも言えます。
いわゆる覇権アニメと近いものがありますが、
覇権アニメと呼ばれた作品も社会現象にならないこともあります。

去年で言えばリコリスリコイルは覇権アニメであっても、
社会現象アニメではないというのが私の中の印象です。
今回の記事の中で「社会現象」とはなんなのかが
見えてくることを私自身も書きながら期待しています。

美少女戦士セーラームーン

社会現象アニメという論争で、美少女戦士セーラームーンが
挙がることはあまりない印象です。
この作品が与えた影響は計り知れなく、
多くの女の子の心に残り、男の子の中にも
性癖が目覚めた人も少なくないでしょう(笑)

社会現象とは一般的な知名度の高さというのもあると思います。
そういう意味では美少女戦士セーラームーンの
知名度の高さは計り知れません。

いわゆる国民的アニメである
「ドラえもん」「クレヨンしんちゃん」「サザエさん」
「アンパンマン」「ちびまる子ちゃん」などを抜いて考えると、
美少女戦士セーラームーンやドラゴンボールの知名度の高さたるや。

この作品があったからこそ、プリキュアも生まれ、
多くの女児アニメや戦う美少女アニメの誕生に繋がりました。
海外にも根強いファンが多く、今年も新作映画が公開されるなど、
当時の社会現象の影響が今もなお残っている印象です。

新世紀エヴァンゲリオン

「新世紀エヴァンゲリオン」レビュー
評価 ★★★★★(87点) 全26話あらすじ 物語の舞台は西暦2000年9月13日に起きた大災害セカンドインパクトによって世界人口の半数が失われた世界引用- Wikipedia

そんな美少女戦士セーラームーンがなければ、
新世紀エヴァンゲリオンも生まれなかったかもしれません。
美少女戦士セーラームーンにはエヴァの監督である庵野秀明監督も
制作に参加しており、その影響もあり、エヴァには
三石琴乃さん、緒方恵美さん、石田彰さんなども出演されています。

エヴァの社会現象は当時としては異例でした。
考察アニメとしての地位を確立し、
長い亜あいだ、多くの人を虜にしてきました。

そんな当時の社会現象の中で
エヴァを見たことがないラジオパーソナリティの
番組にエヴァの声優さんが出演されることも在りました。
話題性だけで呼ばれたんでしょうね(苦笑)

なんでも鑑定団に似た「ハンマープライス」という番組では
エヴァのフィルムカットなどの権利を含めた商品が
約180万で落札されたりと、
ラジオやテレビでも取り上げられることが在りました。

また映画の興行収入自体も「シト新生」は
18.7億円という興行収入を叩き出しており、
この当時としては異例なほどのヒットといえるでしょう。
後にパチンコ化され、パチンコからエヴァという作品を知る人も多く、
世間的な認知度としてはかなり高いものがあります。

だからこそ「シン・エヴァンゲリオン」は100億を超える
興行収入を叩き出しました。
新世紀エヴァンゲリオンは間違いなく社会現象アニメの
1つに数えられる作品です。

スラムダンク・キャプテン翼

スラムダンク、そしてキャプテン翼は
多くの少年の心をつかみました。
当時の子供達は大好きなスラムダンク、キャプテン翼のマネをして、
バスケ部やサッカー部に入っていたものです。

昭和世代の子供の私としては
「スカイラブハリケーン」が禁止になったことも馴染み深いものがあります。
この2作品のヒットがあったからこそ、
のちにテニスの王子様やヒカルの碁などのブームにも繋がり、
今で言えばゆるキャンなども近いものがあるかもしれません。

アニメや漫画に影響されて物事を始める。
それは少なからずアニメや漫画で起こる出来事の1つで、
スラムダンク連載当時はバスケ人口が20万人ほど増え、
連載が終わるとバスケ人口が半減したというデータもあります。

またキャプテン翼も1993年には新生児の名前ランキングで
5位に入ることもありました。
陶磁の小学生のサッカー人口は11万人ほどだったようですが、
キャプテン翼連載終了あたりまでには24万人までに増加しています。

キャプテン翼がなければ日本のサッカーは今はないと
言う人もおり、そういった意味でもキャプテン翼、そしてスラムダンクは
社会現象アニメと呼ぶのにふさわしい作品と言えるでしょう。

涼宮ハルヒの憂鬱

涼宮ハルヒの憂鬱

2000年代に入って1番最初の社会現象といえば
「涼宮ハルヒの憂鬱」でした。
これはあくまで私の個人的な肌感のようなものがあるのですが、
ニコニコ動画のブームとあいまり、歌ってみたなどの動画が
ハルヒの影響で一気に増えた時代でした。

これまで出てきた作品と比べると一般的な知名度は低い部分があります。
しかしながら、ハルヒはある種のエポックメイキングに近いのでは?と
私は思っています。

動画サイトの躍進、声優という存在のアイドル化が一気に進み、
平野綾さんをはじめとした多くの声優がソロデビューを果たし、
声優ブームも巻きおこりました。

ニコニコ動画の人気もあがり、一般的な知名度も上がり、
「オタク」が「オタク」と公言できる時代に突入できたのは
涼宮ハルヒの憂鬱の影響が大きかったと感じます。

ニコニコ動画でそういった動画を見たり、
自分もハレ晴レユカイの踊ってみたを投稿したり、
涼宮ハルヒの憂鬱やアニメの話を学校で普通にできるようになった。
そういう人たちが増えたきっかけの作品なのではと感じています。

涼宮ハルヒの消失は8.3億円の興行収入を叩き出し、
3億でアニメ映画が大ヒットと呼ばれる時代に
3倍近い興行収入になっています。
この作品をきっかけに更にオタク人口が増加したという
意味合いを兼ねれば社会現象といっても過言ではないのかもしれません。

けいおん!

「けいおん!」レビュー
評価 ★★★★☆(60点) 全12話あらすじ 田井中律は一緒に入学した幼なじみの秋山澪とともに軽音部の見学に行こうとするが、部員が前年度末に全員卒業してしまったため、4月中に新入部員が4人集まらなければ廃部になると聞かされる。引用- Wik...

涼宮ハルヒの憂鬱、そして「けいおん!」は同じ京都アニメーション制作のアニメであり、
けいおん!も社会現象を巻き起こしました。
涼宮ハルヒの憂鬱のヒットから声優ブームがまきおこり、
更にけいおん!がでるとその流れは加速しました。

ミュージックステーションでけいおん!の曲がトップに入り、
タモリさんがなんとも言えない表情をするのを
匿名掲示板では賑わってた思い出があります(笑)

興行収入に関しても映画けいおんは19奥円を突破と
涼宮ハルヒの消失以上に興行収入をかせぎ、
作中に出てきた楽器やヘッドホンが売り切れになるほどの
大人気作品になりました。

一般認知度としては涼宮ハルヒの憂鬱と同じく、
そこまで高くはない作品ですが、
USJとのコラボやJALの海外旅行ツアー、コンビニのコラボ商品、
鉄道のラッピングなど、いわゆる一般企業とのコラボ企画が
けいおん!以降に爆発的に増えた印象があります。

そういったものが増えれば、
嫌でもオタクではない人の目に止まります。
深夜アニメというものの知名度を涼宮ハルヒの憂鬱、
けいおん!で一気に上げたという意味でも、
けいおん!は社会現象アニメといえるかもしれません。

魔法少女まどか★マギカ

魔法少女まどか☆マギカ

この作品もまた涼宮ハルヒの憂鬱、けいおんと同じく
一般認知度というものは低い作品です。
両作品よりも低いかもしれません。
しかし、個人的にこの作品が
「社会現象アニメ」と感じた出来事が在りました。

声優である「悠木碧」さんがめざましテレビに出たんです(笑)
魔法少女まどか★マギカの映画の番宣かなにかだったとは思うのですが、
アナウンサーの方にインタビューされる形で出演しており、
「朝の番組に深夜アニメの番宣で声優さんが出てる!!」
という衝撃は今も忘れません。

多くの業界人もこの作品にコメントを残してくださっていて、
「おぎやはぎのメガネびいき」というラジオ番組では
まどマギの特集がくまれ、ラジオ番組の視聴率で
1位をとったこともありました。

また芸人である東野さんや今田さんも
この作品についての話題を出していたりと、
この作品をきっかけにそういった芸能人の方が
オタクっぽさを出す事が増えたような印象があります。

深夜アニメというものをけいおん!以上にひろめたという
意味では社会現象アニメといえるかもしれません。

ラブライブ

当サイトではラブライブは禁忌です。
もうだいぶ前の話になりますが、レビューを掲載したところ
かなり過激なメールを頂いて、私は参ってしまい、
この作品のレビュー自体を消してしまいました。

そういった個人的な事情はあるのですが、
社会現象というテーマを扱う上で、
ラブライブは触れないわけにはいきません。

特に社会現象としてわかりやすいのは
「紅白」への出演でしょう。
NHKで特集が組まれ、紅白歌合戦に深夜アニメの
曲を声優さんたちが歌うというのは衝撃的でした。

ラブライブのファンであるラブライバーの人たちも
色々な意味で話題になりました。
このラブライバーの人たちの一部はアイドルグループの
ファンのような印象を受ける方も多く、
AKB48のブームがあったからこそ、
ラブライブもその流れに乗った部分はあったのかもしれません

アイドルマスター、ラブライブをへて
アイドルアニメ人気は爆発的なものになり、
今もなおアイドルアニメはつくられ続けています。

涼宮ハルヒの憂鬱から始まった声優のソロデビューも、
ラブライブの時期をすぎると、
グループアイドルのように売られることも大きくなり、
ソロアイドルからグループアイドルへという、
現実のアイドルと似たような流れになっていっている印象です。

同じ紅白出演という意味では進撃の巨人や妖怪ウォッチも
そうなのですが、この2作品は社会現象アニメという印象が
私の中ではあまりありません。

妖怪ウォッチは第二のポケモンとして人気になったものの、
ブームは続かず、進撃の巨人もブームにはなり、人気の作品ではあるのですが
社会現象と呼ぶほどのヒットだったか?と考えると
両作品とも少し違うような感覚があります。
このあたりは個人的な感覚によるところが大きいかもしれませんね。

鬼滅の刃

「鬼滅の刃」レビュー
評価 ★★★★☆(70点) 全26話あらすじ 時は大正。主人公・竈門炭治郎は亡き父親の跡を継ぎ、炭焼きをして家族の暮らしを支えていた引用- Wikipedia

この作品はもはや説明不要でしょう(笑)
「鬼滅の刃 無限列車編」はコロナによる制限化の中で
公開された作品でした。
そういった人々が娯楽を求めていた時期というのもあったと思います。

ストーリー的にも主人公が家族を殺された鬼を倒すために頑張るという
説明不要なわかりやすさ、桃太郎的なニュアンスが
老若男女とわず受けたことで爆発的な人気になり、
興行収入は全世界で500奥円を超えました。

この作品の興行収入を超えることはもはや不可能では?
と感じるほどの社会現象です。
ありとあらゆるグッズ、おまけ、コラボが鬼滅の刃で企画され、
当然、紅白にもLisaさんなどが出演されました。

このレベルのヒットは10年の1度どころか
30年に1度のヒットと言っても過言では在りません。
一般的な知名度の高さも凄まじく、
誰も文句を言えないレベルの社会現象アニメです。

鬼滅の刃がヒットしたからこそ、
多くのアニメ映画が100億を超える流れが生まれました。
それほどオタクが増え、アニメを見る層がふえ、
オタクでなくとも「アニメ」を見るということをする人が
増えた作品と言えるでしょう。

君の名は

「君の名は。」レビュー
評価 ★★★★☆(77点) 全106分あらすじ 東京の四ツ谷に暮らす男子高校生・立花瀧は、ある朝、目を覚ますと岐阜県飛騨地方の山奥にある糸守町に住む女子高生・宮水三葉になっており、逆に三葉は瀧になっていた。2人とも「奇妙な夢」だと思いながら...

これまでTVアニメについて語ってきましたが、
映画では君の名はも社会現象アニメの1つです。
興行収入は400億円をこえ、主題歌は紅白で歌われたこの作品は
ジブリじゃないオリジナルのアニメ映画としては快挙です。

この映画を期に青春SFアニメ映画ブームが生まれ、
多くのオリジナルのアニメ映画が作られるきっかけになりました。

君の名は、そして鬼滅の刃は誰も文句を言えないほど
社会現象アニメとしての座を確立していて、
今後、この2作品を超えるアニメ、アニメ映画は現れるのかを
1オタクとしては期待しております。

社会現象アニメとはなんなのか

こうやって自分の中の社会現象アニメを振り返っていくと、
社会現象アニメとは一般的な知名度の高さだけではなく、
子供の頃に与えた影響や、後のアニメやアニメ界に与えた影響、
オタク人口を増加させた作品など、様々な要因を含んでいるものだと感じました。

単純な一般的知名度で言えばガンダムや鉄庵アトム、
ドラゴンボールなんかも入ってくるかもしれません。
ただ、逆にそこまでいくと社会現象というよりは
「定番」のような確固としたものになっている感じがあります。

去年のリコリスリコイルや、ウマ娘のように大ブームになった作品もあります。
ウマ娘などは競馬業界の盛り上がりにも繋がった部分があり、
社会現象といえなくはないのかもしれませんが、
リコリスリコイルふくめてあくまでもオタク界隈のブームで
収まってしまっている感じがあります。

最近では「推しの子」もブームになりましたが、
これもまた個人的な感覚で言えばオタクの中でのブームという感じがあります。
普段アニメを見ない層は「YOASOBI」の主題歌はしってても、
それが「推しの子」の曲であることは知らないのでは?と感じる部分も強いです。

そういった意味でブームを超えた先にあるのが社会現象であり、
その社会現象の先に確固たる地位を
確立するものがあるのかもしれません。

「社会現象」という4文字の中には色々な意味合いが含まれており、
この記事の中に出てきた作品が社会現象ではない!と
ご立腹される方もいるかもしれません。

社会現象がミクロではなくマクロなものだからこそ、
ミクロな個人の感覚ではマクロな社会現象というものは
語るのが難しく、論争になるのかもしれませんね。

長々とお読みいただき、ありがとうございました。

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春一番が吹き荒れる中、なんだか少し汗ばむ気温になってきた今日このごろ。皆様いかがお過ごしでしょうか。どうも、笠希々です。今回はとあるテレビ番組の内容が色々な意味で話題になってたので、私なりに噛み付いてみようとおもい記事にした次第です(笑)い...

「社会現象アニメ」は面白い?つまらない?

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