評価 ★★☆☆☆(30点) 全8話
あらすじ 藤本翔二は、妻を亡くした喪失感を抱えながらも、娘のカナを育てるシングルファーザーである。引用- Wikipedia
ピロー2期
本作品はしょうたいむ!〜歌のお姉さんだってしたい〜の2期。
いわゆる僧侶枠とよばれる作品だ。
監督はみうらさぶろう、制作はラビットゲート
もっと
1話から「歌のお姉さん」を強調している。
歌のお姉さんであるヒロインは「歌のお姉さん」であることで
ある種のアイデンティを確立しており、
そんな天性とも言える職業を楽しみつつも、
お家の中に入れば男とパコパコしている(笑)
いつ週刊誌に撮られてスキャンダルになるかわからない。
そんな危機感のある状況だからこそ二人の恋は燃えがっているのかもしれない。
しかも相手は子持ちだ。
より興奮度合いは高まるところだろう(笑)
しかし、1話のラストで「カメラ」に3人の姿が撮られてしまう
というところから物語が動き出す。
作画
1期もそうだったが、2期も安定している作画で描かれている。
特にヒロインのキャラクターデザインの完成度は高く、
YouTubeなどの配信ではがっつりと規制されているものの、
セクシーなシーンの描写もしっかりしている。
この手の作品においてヒロインの可愛さは重要だ。
セクシーなアニメだからこそ、
ヒロインの可愛さがあって初めて、そのセクシーさも際立つ。
この作品は他の僧侶枠に比べてそこがしっかりとしており、
ヒロインがかなり魅力的だ。
バレてはいけない、禁断の恋に危機感を感じつつも、
この状況をどこか楽しんでいる彼女が可愛らしく、
そんなヒロインにふさわしい主人公も描かれている。
頼れるときはきっちりと頼れる男と可愛らしいヒロインだからこそ、
見ていられる作品だ。
パコパコイチャイチャ
ただ1期に比べると明らかにストーリーの進行が遅い。
1話の時点でカメラに撮られているのに、
それが問題化するのは4話からだ。
その間、なにをやっているのかといえばパコパコである(苦笑)
1期の段階で二人が付き合ってしまったがゆえにやりまくりだ。
ややストーリー進行が遅いのは気になるものの、
4話から急激にストーリーが進む。
週刊誌にスキャンダルを取られて、おねえさんの会社にも
関係性がバレてしまう。
うたのお姉さんをとるか、それとも彼を取るのか。
彼自身も幼い娘にとって「大好きなうたのお姉さん」だ。
うたのお姉さんとしての彼女のを失いたくないのは
彼女も彼も同じだ。
ただ、いざバレてもなんとなるのはややがっかりだ。
騒動が収まるまでは絶対に二人で会わないと約束するものの、
しばらく会えないからこそ屋上でパコパコする(笑)
僧侶枠らしいパコパコとした展開は清々しいものがある。
もみ消し
スキャンダルはどうするか、そうもみ消しである(笑)
裏金という名のうたのお姉さんのチケットを
おえらいさんに渡すことで解決してしまう。
ものすごくあっさりと問題が解決してしまうのは
やや肩透かし感が凄まじいものがある。
週刊誌に撮られてスキャンダルになりかけたのに、
堂々と花火大会でデートをする始末だ。
むしろバレたいんだろうか?と思うほど堂々としすぎだ。
ちなみに野外でもパコパコしている。
わざとかと思うほど外で大胆すぎる行動をしすぎだ。
最終話も子供を預けて堂々とパコパコだ(笑)
1クール、やりにやりっぱなしな
ある種のピロートークならぬピロー2期というような2期だった。
総評:パコパコしかしてない…
全体的にみて1期はそれなりに楽しめたのだが、
2期はいい意味でも悪い意味でも「ヤりまくり」な作品になってしまっており、
スキャンダル問題という「うたのお姉さん」という立場なヒロインにとって
大事件が起こったのにも関わらず、あっさりと解決してしまっており
ストーリー的にはやや肩透かしな感じになってしまってるのは否めない。
作画のクォリティは高く、ヒロインも魅力的ではあるものの、
ストーリー的には1期の後日譚的な感じで
それ以上でもそれ以下でもない感じで終わってしまっている作品だった。
もっとも僧侶枠にストーリー性を求めるほうが
間違っているかもしれないが(笑)
個人的な感想:2期もの
僧侶枠は最近、2期をやることも増えてきた。
ストーリー的に中途半端で終わっている作品も多く、
個人的にはその傾向を喜んでいる部分があったのだが、
この作品に限っては1期の段階である程度、話に区切りがついており、
それゆえに蛇足感が出てしまっている感じがあった。
ただ、全話ほぼパコパコしているという
ある意味で僧侶枠らしい作品でもあり、
1僧侶枠ファンとしては評価に頭を抱えてしまう作品だった(笑)
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