どうも、みなさん。こんばんわ。管理人の笠希々です。
今回、この記事を作成したのは
某サイトでこんなタイトルの記事が公開されたことがきっかけです。
「【悲報】日本でロボットアニメが衰退したわけ(ロボットアニメの悲劇)」
現在、この記事はTwitter上などで批判の嵐を生み、
炎上しかけたせいか日和って非公開になっています。
私も全文をきちんと読んだわけではなく、何だこの記事と思い、
あとでゆっくりTwitter上で批判でもしてやろうと思ったら
非公開になってしましました。
他人の文章を批判するほど私の文章も読みやすいとは言えませんが、
正直、読みづらくて電車で片手間に読むには厳しいものがありました。
内容を簡単にまとめると
・1クールのアニメが増えたこと
・マクロスF以降美少女路線になった
・アーマード・コアとボーダーブレイクが難しくなった
・ロボットアニメファンの高齢化
・Gレコがつまらなかった
・プロレスから総合格闘技へのブームの変換
・ロボットが身近になりすすぎてあこがれの対象ではなくなった
・必殺技を叫んで怪獣にとどめを刺すことにリアリティを感じなくなった
というような感じでした。
突っ込みどころが非常に多くわけのわからない所も多いのですが、
そもそも、この記事が出る前から「ロボットアニメは衰退した」という人が
結構居て私もTwitter上で噛み付いたりしてました(笑)
いい機会なので1つのコラムとしてまとめてみたいと思います。
長い文章になりますが、お暇な時にでも読んでいただければと思います。
ロボットアニメといえば?
引用元:(C)創通・サンライズ
ロボットアニメと聞いて思い浮かべるのは何でしょうか。
世代によって異なるとは思いますが、
大体以下のような感じではないでしょうか
・マジンガーZ
・ガンダム
・エヴァンゲリオン
・コードギアス
・マクロス
この辺りがロボットアニメといえば?ときかれたときに
ぱっと思い浮かべる代表的な作品の一例でしょう。
ドラえもんはロボットアニメなのか?などの解釈による違いはありますが、
この記事ではとりあえず、ロボットが出てきて戦うアニメが
ロボットアニメということにしておきます。
衰退した!と騒いでる人の多くは大体、
エヴァ以降か最近のロボットアニメを指してるようなので、
本コラムではエヴァ以降のロボットアニメから語りたいと思います。
エヴァンゲリオンがロボットアニメを歪めたのか?
引用元:(C)カラー/Project Eva.
先日、こんなツイートがありました。
「Gガンダムなどによって復権仕掛けたアニメがエヴァによって歪められた」
このツイートをした方はいわゆる勇者シリーズのような
痛快ロボットアニメが好きで、かつてのロボットアニメとは違う趣旨の
ロボットアニメが作られることをあまり良く思っていないようです。
確かに「新世紀エヴァンゲリオン」という作品は
ある種のターニングポイントになった部分はあるでしょう。
熱血正義かつ痛快なロボットアニメとは違い、
陰鬱な雰囲気と複雑な世界観設定のエヴァは異質ともいえます。
エヴァと同時期に作られていた勇者シリーズは黄金勇者ゴルドランがあり、
そのあともダグオン、ガオガイガーと続いています。
それ以降作られていない理由はWikipediaにも載っていますが
「少子化」と「ゲームの人気」などによる「視聴率の低下」に伴う
玩具の売上の低下が主な一因のようです。
エヴァンゲリオン以降も「ゾイド」や「メダロット」なども
玩具&子供向けのロボットアニメとしていくつか作品は作られていますが、
「ロボット」という玩具以外にもカードゲーム、ミニ四駆、ベイブレード、
ポケモンなど子供がロボットアニメ以外に興味のあるものが
一気に増えた事も、子供向けロボットアニメが減ってしまった理由でしょう。
逆に言えば「新世紀エヴァンゲリオン」という作品が作られたことで、
ロボットアニメは衰退せずに生きながらえたのでは?と私は思っています。
ロボットアニメに新たな要素が加わり、更に多種多少なロボットアニメが
作られるきっかけになったとも言えます。
決して歪めただけではなく、新しい路線が追加されたような感覚です。
夕方アニメから深夜アニメへの変換期
引用元:©XEBEC・竜宮島役場
2000年代に入るとロボットアニメは深夜で放送されることも多くなりました。
当然、ターゲットは夕方や朝のアニメを見る子供ではなく、
深夜のアニメを見る「オタク」と呼ばれる層に変わります。
作られるアニメも子供向けではなく大人向けを意識したものなり、
「新世紀エヴァンゲリオン」のヒットもあいまって、
熱血でわかりやすい主人公からナイーブなタイプの主人公へと
変わっていきます。
ラーゼフォン、キングゲイナー、宇宙のステルヴィア、
蒼穹のファフナー、ガン×ソード etc….
2000年代前半の深夜ロボットアニメはどちらかといえば暗く、
陰鬱とした雰囲気のものが多い印象で、明るいものは少ないですね(笑)
しかし、だからといってつまらない、衰退したというわけではなく、
蒼穹のファフナーは未だに続くほどの人気作になり、
宇宙のステルヴィアはあの時代の深夜アニメ全開の魅力があります。
深夜アニメにロボットアニメ市場がシフトしたことで、
子供向けではない大人向けだからこそのロボットアニメが
多く作られるようになり、ロボットアニメが色々と
「模索」している時期だと感じます。
深夜ロボットアニメ熟成期
引用元:©2004 河森正治・サテライト/Project AQUARION
そんな深夜ロボットアニメが模索する中で生まれたのが
創聖のアクエリオンではないでしょうか?
「一万年と二千年前から愛してる~」でお馴染みのこのアニメは、
その歌詞の意味不明さからも相まって大ヒットしました。
各種機体同士の「合体」と技名を叫んでから出す「必殺技」、
熱血タイプの主人公という痛快ロボット要素をひめつつ、
合体時の「気持ちいい!」というセリフやつかみにくい世界観や設定、
王道を狙いつつも王道から外す部分もあるという深夜ロボットアニメ感が
うまいぐあいに絡み合ってる作品です。
更に「コードギアス」のようなダークヒーローが
主人公のアニメが作られました。大人向けだからこそ「悪」な主人公を描き、
CLAMPらしいキャラクターデザインと美形男子な主人公は
多くの女性ファンを掴みつつも、無骨なロボットによる戦闘シーンは
少年心すら鷲掴みにされました。
そして2000年代後半のアニメで忘れてはいけないのが
「天元突破グレンラガン」でしょう。深夜アニメで模索し
熟成したロボットアニメが「朝」の市場へと殴り込みしたといっても
過言ではないほど強烈なインパクトで描かれる熱血ロボットアニメです。
肉間的なヒロイン、ナイーブな主人公の成長、ドリルという男のロマン、
昭和のロボットから平成のロボットアニメに至る要素を含めつつ、
見事にまとめあげた作品となっており、
マジンガーZや勇者シリーズ、ガンダムからエヴァがあったからこそ、
この作品があったと感じさせる作品です。
2000年代後半のロボットアニメは痛快ロボットアニメと
深夜ロボットアニメがうまい具合に混ざりあった時期であり、
「新世紀エヴァンゲリオン」以降に増えて模索していた要素が
固まって名作が生まれた時期でもありました。
1クールの呪縛が増える2010年代
引用元:(C)吉永裕ノ介・フレックスコミックス/「ブレイク ブレイド」製作委員会
2010年代に入るとアニメ全体の製作数がぐっと増えます。
そのせいか1クールアニメが増えてしまったことで、
2クール以上の尺を使うことの多いロボットアニメは
やや肩身の狭い思いをしています。
同時に1クールで描きやすくロボットアニメより予算のかからない
「日常アニメ」「部活系アニメ」が増えてくることで、
ロボットアニメそのものの製作数がぐっと減ってしまいます。
そして同時にロボットアニメはまた「模索」の時期に入ります。
1クール~2クールの尺で、なおかつ増えたアニメの中で埋もれない
刺激的かつ「売れる」アニメを求められる時代に入りました。
コードギアスやグレンラガンなどの後に作られる新たなロボットアニメは、
必然的に視聴者が求めるハードルも上がっていきました。
奇をてらいすぎた2010年代前半のロボットアニメ達。
引用元:(C)BONES/STAR DRIVER製作委員会・MBS
「STAR DRIVER 輝きのタクト」は絶妙に惜しい作品でした。
流線型で細すぎるロボットデザイン、癖のありすぎるキャラクター、
「綺羅星!」というセリフ、銀河美少年な主人公と見れば面白いのですが、
それまでのロボットアニメとは何かが違う感じです。
この作品がもっとヒットしてれば本当の意味で
ロボットアニメが歪んだかもしれません。(笑)
夕方アニメではなく深夜アニメとしてもっとはっちゃければ、
この作品の印象はネタ枠ではなくしっかりしたロボットアニメとして
新たなターニングポイントになっていたかもしれません。
簡単に言えば「狙いすぎて外した」という作品が増えた時期でもありました。
日常系美少女アニメが増えたことで美少女キャラクターが増えて、
売れる要素を意識したあまり結果的に的外れで終わってしまう。
輪廻のラグランジェはその最たる例でしょう。
流行りだした「聖地」という要素を入れ、美少女キャラと
「まるっ!」という一切はやらなかったキメ台詞、
日産自動車がデザインに関わったロボットのデザインは特徴的だったものの、
1つ1つの要素がうまく噛み合いませんでした。
輪廻のラグランジェのようにピースがうまくはハマらずに、
予想とは違う絵柄になってしまったような
ロボットアニメが増えた時期でもあります。
硬派なロボットアニメでは「ブレイクブレイド」、
「ガンダムUC」なども作られた年代であるものの、
両者とも地上波放送ではなかったことで
この時代のロボットアニメの影が薄れてしまった感じはあり、
ロボットアニメがマニア向けという認識になってしまった一因でもあります。
あえて衰退という言葉を使うならば2011年。
引用元:(C)創通・サンライズ
2011年はロボットアニメの製作数的には少ない時期であり、
ダンボール戦機とガンダムAGEくらいしか
地上派でロボットアニメと呼べるものは放映されておらず、
あとはOVAや劇場版で制作されるのみでした。
そういった意味では様々な悪評を抱え込む
「ガンダムAGE」という作品が少なからずあったおかげで
ロボットアニメが首の皮一枚つながった感じがあります。
ある意味でロボットアニメ界の救世主だったのかもしれません。
まさかガンダムAGEをこういった形で評価する日が来るとは思いませんでした。
みなさん、強いられたかいがありましたよ(笑)
強いられたからこそアニメ業界の人もロボットアニメというジャンルの
存続に危機感を覚え、2010年代後半からのロボットアニメ増加に
つながったのかもしれません。
3DCG技術が磨き上がった2010年代後半
引用元:(C)創通・フィールズ/MJP製作委員会
2000年代前半では未熟だった3DCG技術が10年経って
ようやく熟成してきました。
2000年代前半のロボットアニメのCGはいかにも「CG」という硬さや、
モデリングの技術不足などが目立ち、
手書きのアニメーションと比べるとどうしても迫力不足が目立ちました。
3DCGにおける軽さはロボットの重量感を演出するうえでは欠点となっており、
演出でいかに重量感を出すかが問題になっていました。
そんな問題を抱える中で10年以上の月日がたち技術が進歩したことで、
3DCGもロボットアニメにはかかせないものになってきました。
楽園追放、翠星のガルガンティア 、マジェスティックプリンスなどなど、
3DCGを使ったからこその面白さやアニメーションを
感じさせてくれる作品が増えてきました。
ロボットアニメといえば手書きだろ!と頑なに言っていた私でさえ
最近では手書きには手書きの良さが、3DCGには3DCGの良さがあるという
考えに変わってきました。
3DCGの技術が上がったことでより動きが自由になり、
予算的にもロボットアニメを作りやすくなり始め、
制作会社もアニメ制作数の増加と共に増えたことで
2010年代前半で減ってしまったロボットアニメが
2010年代後半からはぐっと増えてきました。
キワモノの多い2010年代後半
引用元:(c) Project Felia/「コメット・ルシファー」製作委員会
ロボットアニメが増えだしたのと同時に、また迷走してる時期でもあります。
ジブリがいっぱいコメット・ルシファー、
突っ込み所だらけのブブキブランキ、アニメ業界の恥さらしレガリアなど
「悪い意味」で印象に残ってしまう作品が多く、
そのせいで衰退したと感じる人も居たかもしれません。
しかし、2010年代後半に入ってアニメの制作本数がどんどん増える中で、
ロボットアニメの製作数も増えたことで、ハズレの作品が増えただけであり、
むしろ繁栄しだしたからこそ有象無象の作品が制作され、
制作側も必死に今までにはないロボットアニメを模索しています。
この時期に面白い作品もあるのですが、はっきり言ってしまえば
良くも悪くも「地味」であり、その地味さのせいで
悪い意味でインパクトの強い作品の影に隠れてしまっている印象です。
模索が終わりだした2018年現在
引用元:(C)天酒之瓢・主婦の友社/ナイツ&マジック製作委員会
そんなキワモノだらけの暗黒期を抜け、
近年、また面白いロボットアニメが増えてきました。
「シンカリオン」は放送時間帯になるとTwitterで
トレンド入りするほど人気です。作品の面白さの他にも
久しぶりの子供向けロボットアニメだからという部分も大きいでしょう。
ある意味でロボットアニメの要素が「一周回った」のかもしれません。
シンカリオンのヒットで子供向けロボットアニメが増え、
また勇者シリーズのような作品も出てくるかもしれません。
変に奇をてらうことを止め、あえて王道に回帰することによる新鮮さは、
今の子供にとっても新鮮に楽しめているはずです。
それと同時に模索し熟成してきた深夜ロボットアニメも負けてはいません。
最近の流行りである「なろう系」と融合した「ナイツ&マジック」は
深夜アニメらしさとロボットアニメの面白さ、そして流行りの異世界転生と、
1クールの中でうまく描かれており、
2クールや4クールが当たり前だったロボットアニメとは違う、
1クールでも面白いロボットアニメが出てきました。
そして今年はシンカリオンだけではなく、ゾイドワイルド、
プラネットウィズ、SSSS.GIRDMAN、重神機パンドーラ、
フルメタル・パニック、ガンダムビルドダイバーズ、
ダーリンインザフランキスと2018年だけで
8作品ものロボットアニメがあります。
2011年に2作品しか放映されなかった時代に比べ、
2018年には8作品になりました。
作品の善し悪しはおいておいて数字的に見ても衰退した感じはなく、
むしろ2018年はロボットアニメブームの再来の施しすら見えるくらいです。
ロボットアニメは衰退したわけじゃない、変化しただけだ
引用元:(C)創通・サンライズ
書いていきながら実感したのですが
大体、10年くらいでロボットアニメも変化しています。
5年模索し5年で熟成する、この流れがロボットアニメの歴史の中ではあり、
マジンガーZ、ガンダム、エヴァ、コードギアスと
時代を代表するような作品が大体、10年に1度現れながら変化しています。
その10年の中で「最近のロボットアニメは…」と思う方も居るでしょう。
それぞれに思い入れがあり、子供の頃に見た時のアニメほど思い出深く、
心に深く刻み込まれます。
それだけに好みからそれてしまうロボットアニメだと
嫌悪してしまう気持ちもわからなくはないのです。
ですが、だからといって決して「ロボットアニメがだめになった」わけでも、
「ロボットアニメ」が衰退したわけでもないと私は思っています。
作品の面白さとロボットアニメというジャンルそのものの衰退は
別ではないでしょうか。
ロボットアニメは歴史の中でニーズやターゲットに合わせて変化している、
その中で昔のように面白い作品もアレばつまらない作品もある。
それでいいのではないでしょうか。
私はそもそもの疑問として「ロボットアニメ」自体を
否定するのがよくわからないのです。
特定の作品を批判したり、昔の作品と比較するのは良いと思います。
しかし、なぜか「ロボットアニメ」というジャンル自体を否定し、
衰退した!と騒ぎ立てる人がなぜか一定数いるのが疑問でしかありません。
衰退したならシンカリオンやゾイド新シリーズは放映されないでしょう
衰退したならガンプラは家電量販店に所狭しと重ねられてないでしょう
衰退したなら今年だけで8作品もロボットアニメが作られる事はないでしょう
衰退した!と騒ぎ立てる人は「俺の好みに合うロボットアニメがない!」
という主張をロボットアニメというジャンルの衰退に結びつける事で、
決して自分のわがままではなく総意だと結論づけたいのではないかと、
私は思っています。
そういう厄介な人に同調するのではなく、
最近のロボットアニメも面白いよと言える作品が
今後も増えてくれることを私は期待しています。
最後に。
引用元:©XEBEC・フライングドッグ
長い文章を最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。
あくまでも私の個人的な見解によるコラムでしかありませんし、
私はロボットアニメが好きだからこそ「衰退した」と言われるのが嫌で、
我慢ならずにこんな長文に仕上がってしまいました。
私はロボットアニメが好きです。
Gガンダム、機動戦艦ナデシコ、地球防衛企業ダイ・ガードなど
90年代後半のロボットアニメには特に思い入れの強いものもあります。
エヴァも好きです、ガンダムも好きです、マクロスも好きです。
ロボットアニメが大好きなんです。
最近のロボットアニメも楽しんでいます。
ここ数年の作品だけでナイツ&マジック、ビルドファイターズ、
マジェスティックプリンス、健全ロボ ダイミダラーと
「あー、面白かった!」と素直に言える作品が多くあり、
そういう作品が定期的に作られているからこそ
ロボットアニメは衰退してないと声高らかに叫んでしまうのです。
今後もロボットアニメがどんどん作られて、模索し、迷走する中で
「名作」が生まれることを1ロボットアニメファンとして
期待したいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
この作品をどう思いましたか?あなたのご感想をお聞かせください
懐かしい名前がたくさん…私の中ではスタドラは名作(震え声)
ラグランジェは1話がピークだったなぁ、ジャージ部の3人の人間関係がいつの間にか形成されてたのが視聴者置いてきぼりだったような記憶
OPED、パチスロの曲も好きだった らぐりんらーぐりん
最近のロボニメで綺麗に終われたのって視聴した範囲でかつ記憶に残ってるのは
プラネットウィズ、クロムクロ、ファフナーEXO(やや贔屓目)、シドニアあたりか
ダリフラは名作の予感バリバリだったのに終盤のとっちらかりが非常によろしくなかったかな
Youtubeの動画を拝見しました。長らく心に突っかかっていた本件を一刀両断していただき、胸がすっとする思いです。
できれば、これまでブログ主様が見かけた、あるいはYoutubeの動画に寄せられたコメントの中の衰退論に反論する動画(とブログ記事)を作っていただけるとありがたいです。
衰退論に騙されている人の目を覚ますと同時に、ロボットアニメに不満を持ってる人の論点整理にも役立つはずです。
最後にわがままを書いて申し訳ございませんでした。次回の動画をお待ちしております。
自分のコメントも支離滅裂かもしれませんが
エヴァが分岐点か?にウェイトを置いて見た場合
これまで小学生対象で実現してきたアニメファン寄りの作品(テッカマンブレード等)をエヴァ以降、明確にアニメファン向けとして(映像ソフトやゲームの収益で)放送出来るようになったのは確かに大きかった。
一方でアニメファンからの支持も大きかった勇者シリーズがガオガイガーで終了した事で。以降の子供向け作品はアニメファンの顔色見ずに作るようになり、キッズ物と呼ばれる文法を確立していった。エヴァ以前、アニメファンから非難されていたアイテムラッシュに一層、精を出す事ができた一方、作画の低い作品が多い結果に…。
こうしたうねりで割を食ったのが、見たくても見れない作品が更に増えた地方のアニメファンだということを忘れないでほしいです。
すごい長文になってすみません。