ファンタジー

「俺だけ入れる隠しダンジョン」レビュー

1.0
ファンタジー
スポンサーリンク

評価 ★☆☆☆☆(14点) 全12話

あらすじ 貧乏貴族スタルジア準男爵家の三男、ノル・スタルジアは就職が決まっていた司書の座を初出勤の日に別の子爵家のコネで奪われ、途方に暮れていた。引用- Wikipedia

ヒロインがバファリン

原作は「小説家になろう」で連載中のライトノベル。
いわゆる「なろう系」と呼ばれる類の作品だ。
監督は大西健太、制作はオクルトノボル

キャラデザ


画像引用元:俺だけ入れる隠しダンジョン 1話より
©瀬戸メグル・講談社/俺だけ入れる製作委員会

1話早々、主人公はどこかの隠しダンジョンに一人で
挑んでるところから始まる。
主人公というのはその作品の象徴だ、見ただけでどんな作品の
主人公なのか一発でわかるようなキャラクターデザインであることが多い。

しかし、この作品の主人公は没個性なデザインだ。
どこかで見たことのある何の特徴もない主人公のデザインは
何の印象も残らず、衣装に特徴があるわけでもない。
同時期にいろいろな作品が放送され、似たような作品も多くある中で、
この作品の主人公のデザインには何の特徴もない。

物語の確たる主人公のデザインが没個性、
その時点で色々と問題だが主人公だけではなく、
主人公の妹やヒロインも「どこかでみたことがある」デザインだ。
キャラクターデザインの自体でこの作品にやる気を感じられず、
もう少しなんとかならなかったのかと思わず思ってしまう。

そんな没個性デザインな主人公が1から10まで自分の状況や
この世界のことを話してくれる。
一体誰に向けて心のなかで説明しているのか、
自分の名前から今までの自分のことを
説明口調な台詞でしか世界観の説明を出来ておらず、
自分と他のキャラの関係性まで全部説明してくれる。

自然な導入とは言えず、シンプルに脚本のレベルが低い。
もう少し自然な見せ方は出来ないのか?と思うほど
物語において説明しなければならないことを説明台詞で
1から10まで説明することでしかこの作品は説明できていない。

主人公は貴族らしいが貴族の中でも立場が弱く、
上の階級には逆らえない貧乏貴族であり、
本来は主人公が就職する予定だった図書館司書が
就職当日に貴族の息子に奪われてしまい、主人公は無職になってしまう。

就職当日に職を奪われるというのも意味がわからず、
その後、妹が唐突に
「そうだ!英雄学校の試験を受けてみればいいじゃないですか!」
と話の脈絡がつながってないことを言い出し、
乗り気でない主人公はそんな英雄学校を目指す。

1話の段階で話の自然さというのがまるで無い。

スキル


画像引用元:俺だけ入れる隠しダンジョン 1話より
©瀬戸メグル・講談社/俺だけ入れる製作委員会

この作品の世界の人たちは、それぞれ「スキル」を持っており、
主人公は大賢者と呼ばれるスキルをもっているものの、
とんでもない頭痛に襲われるため使うことが出来ない。
強大な力に対してのリスクとどう向き合うのかという面白さがあるのかと
思いきや、しかし「キス」でその頭痛が和らぐことが判明する。

それも幼馴染が「たまたま古文書を調べてたら見つかった」という
突拍子もない展開だ。自分のスキルのことくらい
自分で調べる機会はいくらでもあったはずなのだが、
たまたま古文書を調べた幼馴染が主人公のスキルの弱点を
あっさりと解消させてしまう。

キスシーンも「唾液」まできっちりと描写しており、
そういったシーンを推したいのは分かるが、
まるでセクシーさは感じない。
没個性なキャラデザのセクシーシーンなど見ていてなにも感じることはない

チートなスキルのデメリットが1話からあっさりと解消し、
主人公は強くなるためにも隠しダンジョンに入ることになる。
そもそもチートな大賢者というスキルのデメリット回避の方法が
わかったのだから隠しダンジョンに行って強くなって
英雄学校に行かなくてもいいのではと思うのだが、
この作品に脈絡を求めてはいけない。

説明を説明台詞で見せまくる導入がまるで面白くない。
いざ隠しダンジョンにはいるときに呪文が必要なのだが、
ダサさ全開だ。

「俺だけ入れる隠しダンジョン!こっそり鍛えて世界最強!」

これはひょっとしてギャグなのか?もしかして
笑いどころなのか?という疑問を抱えながらも、
作中では誰もつっこまないため恐らくは真面目にやってるのだろう。
ギャグとしても笑えず、真面目にやってるにしても薄ら寒い。

見ているこちらがのIQがひたすら下がり続けるような感覚になるほど
バカバカしさすら感じる脚本にぞわぞわさせられる。
この作品に対する強烈な拒否感と嫌悪感を1話でビンビンに感じてしまう。

大賢者いる?


画像引用元:俺だけ入れる隠しダンジョン 1話より
©瀬戸メグル・講談社/俺だけ入れる製作委員会

ここまでの話の流れから
「大賢者」のスキルを使いつつ「隠しダンジョン」を攻略しながら
世界最強になる物語を想像するはずだ。
ダイの大冒険のアバン先生ごとく、謎のダンジョンを攻略し
そこで強くなることで英雄学校で活躍する。

しかし、そんな話の流れを無視する。
主人公は隠しダンジョンでいきなり封印されている謎の美女に出会い、
そんな美女から「スキル」をもらう。
大賢者という主人公がすでに持っているチートスキルを使いこなさず、
もらったスキルのほうが物語として重要になる。

主人公がもらったスキルは3つだ。
頭に思い描いたスキルを「創作」するスキル、
スキルを誰かや物に「付与」するスキル、
自分や他人のスキルを「編集」し書き換えるスキルを手に入れる。

大賢者の時点でチートなのに何の苦労もせずに、
もうなんでもありなスキルを手に入れてしまう。
一応リスクとして「生命力」が必要となるが、
欲望を満たせば生命力は増える。

性欲・食欲・物欲を満たせばスキルで何でもできる。
もはや男の欲望の権化のようなスキルを主人公がもらう。

この時点で別に大賢者のスキルって要らなかったんじゃ?と思うほど
主人公の初期設定が1話の時点で死んでいる。
大賢者のスキルで知ったのは隠しダンジョンの位置くらいで、
コレも別にたまたま見つけたとかでもよかったはずだ。
初期設定すらろくに使いこなせていない。

そもそも「付与」のスキルも意味が分からず、
作ったスキルを他人に付与できるのは分かるが、
最初に主人公が付与したのは「貧乳」のスキルだ。

身体的特徴までもスキル扱いになってるのは本当に意味不明であり、
もはやなんでもありだ。
ちなみにこの世界では「バックステップ」すらスキルになっている。
まるでゲームのような設定だが、別にゲームの世界ではない。

特に何の努力もなく手に入れた力で無双する。
異世界転生して俺ツエーのほうがマシな状況が1話で作られている

入学


画像引用元:俺だけ入れる隠しダンジョン 2話より
©瀬戸メグル・講談社/俺だけ入れる製作委員会

英雄学校の試験には受かったものの入学金がないため
冒険者になって稼ぐことになる。
だが、そもそも30万という大金を冒険者になれば稼げるのならば
英雄学校に行く意味は無いのでは?と思うのだが、
この作品にそんなツッコミはしてはいけない。

この作品はスッカスカだ。
初期設定もまともに使いこなせておらず、話の脈絡もない。
キャラの魅力もなければやってることは安易なヒロインたちの
セクシーシーンだけであり、この手の作品特有の俺つえー的な爽快感もない

なにもない。スカスカだ。
色々な設定がすべて通り抜けて、後にはなにも残らない。
当然見ている側にもなにも残らない。
見ていて話の面白さもすべて通り抜けていくような感覚になるほどだ。

レベル99で即死級のスキルをもつモンスターが出てきても
スキルを編集したイシツブテでやっつける。
これが1話の見せ場だが、どこが面白いのだろうか(苦笑)

手に入れたスキルを活用するために、色欲の限りを尽くすために
ハーレムウハウハを目指す!みたいな欲望に忠実な主人公なら
この設定でも活かしきれたかもしれないが、そういうわけでもない。

セクシー


画像引用元:俺だけ入れる隠しダンジョン 3話より
©瀬戸メグル・講談社/俺だけ入れる製作委員会

設定的に戦闘中であろうがセクシーなシーンになることが多い。
もういっそのことヤっちまったほうが生命力を稼げて早いと思うのだが、
そういった直接的行為は絶対にしない。

キスしたり触ったり舐めたりくらいだ。
フェチズムを感じるか?といえばそうでもなく、
「唾液」の描写にはやたら気合が入っており、
女性声優さんの演技も素晴らしいものの、そこに妖艶さは感じない。

ヒロインの胸を触り、耳をなめて600ポイントほどの生命力を得るが、
その後に倒した魔物の肉を食べると700ポイントも得る。
この生命力の基準もガバガバでしか無く、
本当に設定が練られていない。その場の雰囲気で適当なのだろう。

スキルをくれた師匠をそっちのけで、そもそも師匠の封印を
なんとかしようとする気持ちすら終盤まで無い主人公の
物語を見せられる。
魔王が居るわけでもない、隠しダンジョンになにか秘密があって
それを解き明かすわけでもない。

1話と2話の作画は良かったものの、3話からは明らかに作画も悪くなる

貴族社会


画像引用元:俺だけ入れる隠しダンジョン 3話より
©瀬戸メグル・講談社/俺だけ入れる製作委員会

この作品の世界は貴族社会であり、貴族の中でも立場に違いがある。
主人公は準男爵家の長男だ。英雄学校に入っても貴族からの差別は激しい。
だが、3話で出てきた位の高いお嬢様は
そんな1番差別されている準男爵家の人間こそ誠実だとのたまう。

お嬢様の人の見る目の無さには頭を抱えるしか無い。
なにせ準男爵家な主人公は特に努力もなくもらったスキルで
欲望を満たしまくりながらウハウハしている。
誠実さのかけらもない。
主人公がお嬢様を助ける理由を作りたいのは分かるが強引だ。

隠しダンジョンそっちのけで、そんな英雄学校でのストーリーが描かれる。
本来は隠しダンジョンでなにかをして出世街道が
描かれるはずの作品のはずなのだが、隠しダンジョンには
たまにしか行かない。大賢者も問題解決には役に立たないうえに
主人公がたまに存在を忘れている。

作った設定を使いこなさいのはこの作品の特徴だ。

解呪


画像引用元:俺だけ入れる隠しダンジョン 3話より
©瀬戸メグル・講談社/俺だけ入れる製作委員会

3話で出てきたお嬢様は16歳で死ぬ呪いにかかっており、
そんなぽっとでのお嬢様の解呪に奮闘する。
ちなみに普通に解呪するには8000LPが必要だ。

美味しい魔物のお肉を10回くらい食べればなんとかなりそうなのに、
主人公はポイントが高すぎるとポイント稼ぎに奮闘するわけでもない。
それならば解呪に必要なポイントをもう少し高めにすればいいのに、
中途半端なポイント設定のため、違和感が生まれている。

主人公が直接解呪できないため、呪いの解除ができる聖女を見つけるものの、
呪いが強すぎるがゆえに解呪すると聖女が死んでしまう。
しかし、主人公の編集スキルで4000LP支払えば
聖女が死ぬこと無く解呪することができる。

ストレートに主人公がお嬢様の呪いを解けば8000LP、
聖女のスキルを編集すれば4000LP、
主人公は4000LPとお金を稼ぐために奮闘をするという流れだ。
4000も8000もそんなに変わらないため、
最初からLP稼ぐために奮闘すればいいのに
こういう回りくどいストーリー展開にイラっとさせられる。

ポイントの設定が常にガバガバだ。
少し考えれば自然にできるところを自然にしない。
見ているこっちが真面目に
計算してしまうのがバカバカしくなってくるほどだ。

なにせ幼馴染とエルフとハグをすると500LPなのだが、
妹一人とハグしても500LPだ。このポイントの差を真面目に受け取ると
幼馴染とエルフの立場がないか、
主人公がシスコン野郎ということになる。
恐らくは後者だろう。その設定は飲み込める。

どうでもいい


画像引用元:俺だけ入れる隠しダンジョン 6話より
©瀬戸メグル・講談社/俺だけ入れる製作委員会

中盤になるとどうでもいいエピソードが増えてくる。
お嬢様を解呪するためにお金が必要でお金稼ぎをするのだが、
お金が必要ならお嬢様に要求すればいいだけだ。
相手は位の高い貴族であり、余裕で払えるだろう。
こういう無意味な遠回りエピソードがこの作品には多すぎる。

ダンジョンに行ったかと思えばトラだかライオンだか
よくわからないモンスターが仲間になり、
ギルドの受付嬢の争いに巻き込まれたり、ドリアードを助けたり。
見ても見なくてもいいような話が多く、
この作品で何がしたいのだろうと思ってしまう。

中途半端な俺つえーと中途半端なセクシーで、
ときに笑えるわけでも燃える展開があるわけでも
可愛いと思えるキャラが居るわけでもなく、
何がストーリー的な目標があるわけでもない。

いつまでたってもスッカスカだ。

バファリン


画像引用元:俺だけ入れる隠しダンジョン 9話より
©瀬戸メグル・講談社/俺だけ入れる製作委員会

中盤になると幼馴染とのストーリーが描かれる。
彼女は主人公にとってのバファリンだ。
大賢者のスキルのデメリットである頭痛を防ぐためのキスをするための
幼馴染であり、自分への好意はわかっていながら
恋人同士になるわけでもない。キープである。

彼女へ好意を抱くものが現れたかと思えば、
いきなり「ファントム」という怪盗が現れ、幼馴染が盗まれる。
展開がびっくりするほど唐突だ。
そんな怪盗を倒してめでたしめでたしだ。
もう少し深みのあるストーリーにならないのだろうかと思うほど
話がペラペラだ。

セクシー要素も序盤こそフェチズムを感じる部分があったが、
中盤からはそんなフェチズムすら無く、キスしてるだけだったり
抱き合ってるだけだったりと面白みがまるでなくなる。

最初こそレベル99の魔物に苦戦していたが、
中盤からはいくらレベル差があっても意味がなく、
レベルと言う概念が機能していない。

とっとと主人公のレベルを上げてしまえば気にならないが、
なかなか上がらないために生まれる敵とのレベル差と
戦闘シーンの描写に違和感が生まれている。

どんどんとハーレム要員は増えるものの、
増えただけでその後あまり出てこないキャラも多く、
出しただけで終わりみたいなキャラクターばかりだ。
キャラクターを使いこなせていない。

恩返し


画像引用元:俺だけ入れる隠しダンジョン 11話より
©瀬戸メグル・講談社/俺だけ入れる製作委員会

終盤になると「1万LP」を稼いでしまうイベントが起る。
1万LPも稼げるならお嬢様の呪いももっと簡単にとけたのでは?と
後半の展開のせいで序盤の展開に突っ込みどころが生まれてしまっている。
この作品は真面目に考えてはいけない、設定はガバガバ、
ストーリーはスカスカだ。真面目に考えるだけ損だ。

ただラスト2話だけはしっかり考えられている。
主人公にスキルを与えてくれた封印されている美女こと師匠。
彼女のおかげで終盤の主人公があることを彼は自覚しており、
終盤になってようやく「救う」ことを決める。

もっと早い段階で出来なかったのか?と思う部分ではあるものの、
彼女を救うために大賢者に問いかけ、ダンジョンを攻略する。
序盤でこの作品でやってほしかったと思うようなストーリーが
ようやく終盤で描かれる。

コピーではあるものの、主人公と同じスキルを持っている
「師匠」と対峙し本気で戦う。主人公にとって乗り越えるべき相手だ。
レベルもスキルの数も圧倒的な相手にどう立ち向かうのか。

そんな中で師匠の過去も描かれる。
なぜ彼女が主人公にスキルを譲ったのか。
1話ではノリと勢いで譲ったようにしか見えなかったが、
ここにもきちんと理由があり、それが最終話で描かれることで
この作品の本来の方向性と面白さが見えてくる。

ただ、終盤の2話を除いてバカバカしい頭の悪い
セクシーコメディをやっていただけに終盤いきなり真面目になるのも
やや違和感が強いものの、
1クールのまとめ方としては悪くない終わり方だった。

総評:スカスカなスポンジ


画像引用元:俺だけ入れる隠しダンジョン 1話より
©瀬戸メグル・講談社/俺だけ入れる製作委員会

全体的に作品全体から漂う「頭の悪さ」をバカバカしいと楽しめるか、
笑えるかいなかでこの作品を楽しめるかの別れどころではあるものの、
バカバカしさを通り越してイラっとしまうこともあり、
いい意味でも悪い意味でも頭の悪い作品だ。

そんなバカバカしさを貫いているかといえばそうでもなく、
謎に感動させようとするストーリーやいい話でまとめるような話、
終盤のシリアスなストーリーなど急に真面目になることもあり、
散々バカバカしい話をやっていながら真面目になられても
見ている側としてはどういう気持ちで
見ればいいかわからなくなってしまう。

作画も不安定であり、色々な要素が中途半端だ。
主人公のヒロインたちに対する行動や態度など、
もう1歩踏み込んだバカバカしさがあれば楽しめたかもしれない。

個人的な感想:つきぬけてほしかった


画像引用元:俺だけ入れる隠しダンジョン 1話より
©瀬戸メグル・講談社/俺だけ入れる製作委員会

1話が1番辛かったが、話が進むにつれてこの作品のバカバカしさに
慣れてはきて、終盤の話のまとめ方は悪くなかったが、
やはり突き抜けたものがない作品だった。

2期があるかどうかはわからないが、
個人的にはあまり期待していない。

「」は面白い?つまらない?

この作品をどう思いましたか?あなたのご感想をお聞かせください

  1. resin K. より:

    ・主人公はヒロインたちの尊厳をギリギリまで大切にしながら有利な就職をしたい.
    ・ヒロインたちは個人的好意または恩義を持っているので主人公に協力する.その為に主人公の意図に関わらず所謂「ラッキー助平」という状況になる.
    ・LPは後になればなるほど自然と効率良く貯める方法が見つかりやすくなる.
    ・手に職を付けて身を立て,一定程度LPを貯めやすくなったところで師匠の開放に着手する.
    無理矢理解釈すると以上の様な流れにしたかったようなのですが,
    ・街・英雄学校・冒険者ギルド・魔物討伐フィールド・隠しダンジョンという5つの舞台装置についての登場人物の認識と物語上の意味.
    ・LP獲得・消費についての設定量・難易度・精神障壁の設定と物語への影響.
    この辺りを確り設定していないからツッコミどころしかなくなるのですよね…
    結局,
    ・父のおかげで準男爵になったけど父はその功績以外では使えないのでギャグ要因に.
    ・主人公と妹は互いに好意がある.(精神障壁を取っ払えばLPを貯めるのにはハーレム展開に次いで効率的.)
    明確にはそれくらいしか分かることがありませんでした.
    取り敢えず,もう少し食欲・物欲でLPを稼ぐ部分と誰か恋人を作って彼女には一途になる位の描写がないと合理性がない… そうでなければ,LPのことをもっと関係者に明かして考慮してもらう位清々しい図々しさがないと…

  2. 匿名 より:

    主人公の能力創作センスの無さと能力使用センスの無さに脱帽した