評価 ★★☆☆☆(23点) 全3話
あらすじ 巷で噂の「スカート奪取おじさん」にスカートを盗られてしまった大神ひな子。引用- Wikipedia
とんでもねぇヒロイン
本作品はいわゆる僧侶枠と言われる枠で放映された作品。
監督は戸田和裕、制作はピークハント。
1話3分ほどの作品で全3話というとんでもない短さで放送された
ちょっろ!!!
画像引用元:オオカミさんは食べられたい 3話
©御握むすび/ Suiseisha Inc.
ヒロインはクールな感じの女の子だ。思春期なりに色々な悩みを抱えている。
そんな子が体育の先生に少し褒められただけで恋に落ちる(笑)
この時間わずか40秒である。
とんでもない速さで恋が始まり、なんやかんやあってヒロインは家に先生を連れ込む
その後の展開はご想像どおりである。
先生を押し倒し誘惑し「食べられたい」ヒロインの物語だ。
ちなみに通常版では肝心のシーンはもちろんカットしており、
なにをしたかは想像するしか無いが、色々ヤっているようだ(苦笑)
若干規制はゆるく見えそうな感じの部分も多いのだが、
そこに期待する作品ではない。
キャラクターデザインは割とよく作画もいいだけに見れてしまう。
先生と生徒
画像引用元:オオカミさんは食べられたい 2話
©御握むすび/ Suiseisha Inc.
先生は生徒に手を出すわけには行かないと色々悩むものの、
そんな悩みなど知らないと言わんばかりにヒロインはグイグイ責めてくる。
ヒロイン側からぐいぐいくるというのは僧侶枠では新しく、
そういった意味での新鮮さはあるものの、面白いかどうか?と聞かれると
難しいところだ。
この作品は結局「痴女もの」であり、だが、肝心の相手は描写されない。
そこがある意味で肝心であり、その肝心な部分が通常版では見れないせいで
面白いと感じられる3歩手前くらいに居るような感覚だ。
俺だって好きだ!
画像引用元:オオカミさんは食べられたい 3話
©御握むすび/ Suiseisha Inc.
もともと先生側もヒロインのことを好きだったようで
最終話で告白し、結ばれてめでたしめでたしである。
「オオカミさんが食べられて」終わる。
一体何を見せられていたんだろうか?と感じる10分ではあるものの
流石に10分じゃこれが限界だ。ただ話的にこれを1クールでやっても
おそらくワンパターンな展開の繰り返しになったことを考えれば、
短くよくまとまっている作品と言えるかもしれない。
総評:流石に短い
画像引用元:オオカミさんは食べられたい 3話
©御握むすび/ Suiseisha Inc.
全体的にキャラクターデザインと作画は悪くなかったものの
展開が非常に早く、あっという間に終わってしまう。
トントン拍子に進む展開は悪くないものの見てる側の感情は追いつかず、
結果的に印象の薄い作品になってしまっている。
いくら僧侶枠でも流石に1話3分ほどで全3話では難しかったようだ。
ネタ的な面白さがあるわけでもなく、突飛な内容というわけでもない。
僧侶枠らしいセクシーシーンはあるものの通常版では見れずと、
なんとも無味無臭な感じの作品に仕上がってしまった。
僧侶枠でやるのに無味無臭というのはもったいない。
もう少し尺をあげて色々なオオカミさんの誘惑を見せてくれれば
僧侶枠らしい面白さが垣間見えた作品になったかもしれないだけに残念だ。
個人的な感想:次回作
画像引用元:オオカミさんは食べられたい 1話
©御握むすび/ Suiseisha Inc.
予告編を見る限り次回作は
「大人にゃ恋の仕方がわからねぇ!」という作品らしいのだが、
なんとも言えないところだ…
巨人族の花嫁のようなインパクトのある作品がまた来ることを願いたい。
私は一体、僧侶枠になにを期待しているんだろうか(笑)
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