評価 ★☆☆☆☆(12点) 全12話
あらすじ いつもの日常を送っていた高校生の西村太一と吾妻凛の二人は、ある日突如足元に現れた魔法陣の影響か、異世界とおもしき所へ飛ばされてしまう。引用- Wikipedia
チートとは…?
監督は筑紫大介、制作はエンカレッジフィルムズ。
いわゆる「なろう」作品だ。
ちなみにタイトルの「異世界チート魔術師」は
魔術師とかいて「マジシャン」と呼ぶ、決して間違えてはいけない(笑)
監督は筑紫大介、制作はエンカレッジフィルムズ
なろうっぽさ
引用元:©2019 内田健/主婦の友インフォス・KADOKAWA/「異世界チート魔術師」製作委員会
1話早々に後に描かれるシーンが描かれる。
主人公が空から飛び降りてきて、驚く異世界の兵士を前に
「ったく、つくづくこれってチートだよな」とつぶやき、
魔法を放ってOPが始まる(笑)
正直言ってバカっぽい感じがプンプンしている。
「異世界チート魔術師」というなんのひねりもないタイトルもそうだが、
主人公自身が自分をチートを言ってしまう安っぽさは、
ある意味でなろう特有のセンスとも言えるのだが、
主人公のことをかっこいいというよりはストレートに笑ってしまう。
黒髪の典型的デザインの主人公のキャラデザからも
やる気を感じず、個性を感じさせない。
なろう作品の主人公はこのデザインじゃないといけない決まりでもあるのだろうか。
そんな「なろう」っぽさをビシビシに感じながら、
異世界に主人公とヒロインが突然、召喚されてしまうところから物語が始まる。
この手の「なろう」作品の場合は主人公単独で異世界転送される場合が多いが、
この作品はかなり珍しく「ヒロイン」と一緒に異世界に転送されてしまう。
テンプレ
引用元:©2019 内田健/主婦の友インフォス・KADOKAWA/「異世界チート魔術師」製作委員会
異世界に転送された二人は右も左もわからず、
自分たちがなぜ転送されたのか、誰に転送されたのかも分かっていない。
だが生きていくためのお金を稼ぐためにも「冒険者ギルド」に登録して、
冒険者になろうとする。
ものすごくわかりやすい(笑)
「なろう」と呼ばれる作品のテンプレートをなぞるようなストーリー展開だ。
更にギルド登録時の魔力検査にて二人が「規格外」の魔力を持ってることがわかる、
特に主人公は規格外のヒロインを更に上回るレベルの魔力らしい。
タイトル通りの「チート級」ということだ。
ただ1話の時点では主人公たちにもその実力がいまいちわからず、
見てる側にも「凄い魔力を持っている」ぐらいしかわからない。
彼らがなぜ呼ばれたのか、誰に呼ばれたのかもふわっとしており、
1話の時点では「なろう」作品の中ではパッとしない印象だ。
良くも悪くもテンプレっぽさしかない。
魔力量12万
引用元:©2019 内田健/主婦の友インフォス・KADOKAWA/「異世界チート魔術師」製作委員会
この作品はジャンプ漫画のごとく、数値で主人公の強さを示してくれる。
魔力量が12万という数字を出してくるものの、
主人公たちに魔法を教えてくれる凄い魔法使いが「4万3千」らしく、
約3倍くらい凄いということはわかるが、たった3倍だ。
3倍程度ではチートと呼ぶにはいささか物足りなさすぎる。
それこそ測定不能だったり、百倍くらい思い切った数字ならば
「チート感」が強まるものの、3倍だとなんとも言えない数字だ。
もう1つ魔力強度という数字もあるのだが、主人公が「4万」であり
凄い魔法使いが「6千」ほどだ。こちらは7倍ほどの数字ではあるものの、
これも同じようにいまいちぴんとこないチート感だ。
そもそも、魔力強度というものがいまいちよくわからないため、
数字だけ出されてもピンとこない。
この手の数値化はドラゴンボールが1番有名だが、
銃を持った普通の人間が5に対してフリーザが「53万」と
数字を出すことによるインパクトがきっちり出ていた。
しかし、この作品は数字を出してもインパクトがまるで無い。
わざわざ数字で出しても、3話以降、この数字は一切出てこない。
この世界では魔法は精霊に魔力を与えることで使うことができるらしく、
普通なら1つの属性しか使えないが、
主人公たちに魔法を教えてくれる魔術師は3つも使える。
ちなみにヒロインは4つすべての属性を扱える。
しかし、主人公だけはわからない。
そもそも主人公は魔術師ではなく魔道士らしく、
普通の魔法は使えない限り彼しか使えない強力な魔法を使える可能性があるらしい。
序盤はこの説明描写が非常に多く、展開がそもそも地味だ。
最初はひたすらに「修行」をし、
主人公とヒロインが自身の魔力の使い方を覚えていく、
魔力の数値化や修行といい、この作品はジャンプ漫画のようなノリを含んでいる。
なろう感の薄さ
引用元:©2019 内田健/主婦の友インフォス・KADOKAWA/「異世界チート魔術師」製作委員会
ただ、序盤こそ典型的なろうらしさを感じる部分が多いのだが、
話が進んでくると、逆にその「なろうらしさ」が薄まってくる。
多くのなろう作品は当然のようにハーレムであり、
多くのヒロインが主人公に好意を寄せているがこの作品はハーレム感は薄い。
「幼馴染」という将来を約束された正妻とともに異世界に来ているがために、
主人公の性欲にブレーキが掛かってるのかもしれないが、
女性キャラは多いものの、それが恋愛関係やハーレム要素にはつながらない。
奴隷など、他のなろう作品ではよく出てくる要素だがこの作品には出てこない。
ハーレム要素は「なろう」が嫌われる要因の1つでもあるが、
この作品はなろう特有の嫌悪感が良い意味で薄い。
だんだん調子に乗ってくる主人公に鼻がつく人はいるかも知れないが、
ストーリー的にもサクサクとうまくいく成り上がりストーリーではなく、
90年代のファンタジーラノベのように丁寧に淡々と進めてる感じも強い。
それが面白いかどうかは別だが、少なくともストレスになる要素は序盤にはない。
敵
引用元:©2019 内田健/主婦の友インフォス・KADOKAWA/「異世界チート魔術師」製作委員会
4話になるとようやく敵が出てくる。敵の目的は主人公の力らしいが、
その力を使って何をしたいのかもよくわからない。
そんなよくわからない敵に割と主人公とヒロインが苦戦してしまう。
「異世界チート魔術師」のチート感をまるで感じられない戦闘シーンだ。
主人公がとにかくボコボコにされる。
血まみれになって獣に踏みつけられる主人公だ。
そんな「挫折」や「負け」があったからこそ主人公が
更に修行して強くなるならばまだ理解できるが、
ピンチの状況で主人公の脳内に「力がほしいか?」という声が聞こえてしまう。
安易だ。序盤の修行のシーンを生かした展開というわけでもなく、
強い精霊に力を貸してもらって勝利する。
ピンチのときの謎覚醒や、謎の存在から力をもらう展開はお約束ではあるものの、
そこに至るまでの展開が浅く、ありがちでしかない。
チートにもほどがある?
引用元:©2019 内田健/主婦の友インフォス・KADOKAWA/「異世界チート魔術師」製作委員会
主人公はときおり、チートという言葉を使う。
自身の力の大きさや強さを認識するときに使っているようなのだが、
その言葉を使っていても、見てる側にそのチート感が伝わらない。
そもそも、強いのは主人公よりも精霊だ。
彼がチートという言葉を使うたびに、見る側が
「これは果たしてチートと言えるのか?」と考えなければならない。
戦闘シーンなどで主人公の実力が垣間見えるシーンで、
そのチート感がまったくもって感じられないのが最大の問題だ。
貸してもらった力なのに「チートだわww」と笑いながら
戦うさまはウザサしか感じず、チート状態での
戦闘シーンの作画も演出も悪いせいで、なんか強い風起こして倒すという
盛り上がりに欠ける描写になってしまっている。
せっかくの「チート」な力なはずなのに、チート感がまるでない。
アニメにおける演出面での力不足を強く感じてしまう。
主人公の実力が画面から伝わってこないのに、
主人公自身がチートだチートだと連呼しても、いまいち見てる側にはピンとこない。
敵が主人公に対して「そんなのチートだ!」というように文句をいうシーンはない。
本来、敵や周囲の人間がそう言って初めて主人公のチート感が伝わると思うのだが、
そもそも論として異世界に「チート」という言葉はないようなので、
主人公かヒロインが使うしかない。
他のなろう作品の主人公は本人がチートと呼ばなくても、
見る側が「ずるい」と感じるほど規格外の主人公設定がありチート感が
自然に出ているが、この作品は「チート」を名乗っておきながらチート感が薄い。
本末転倒だ。
へたしたらヒロインのほうがド派手な魔術を使っており、
ヒロインのほうがよっぽどチート感がある。
作画
引用元:©2019 内田健/主婦の友インフォス・KADOKAWA/「異世界チート魔術師」製作委員会
ストーリー展開自体はベタな感じは強いものの、正統派だ。
異世界に転送されてしまった主人公が自分の持つ力の使い方を学び、
徐々に強くなっていきながら、世界をめぐる陰謀に巻き込まれていく。
異世界ファンタジーとしては王道とも言える流れだ。
しかし、その真っ直ぐなストーリーを作画が盛り下げる。
日常描写の作画もそうだが、戦闘シーンが多い作品なのに戦闘シーンの作画が悪い。
基本的に「身体能力強化」で戦う主人公の強さの描写や、魔法の描写など
アップを多用してつなげることで戦闘シーンにしてる場面が多く、
演出面での力不足もかなり目立つ。
本来はチートなはずのチート感がいまいち伝わらない最大の原因が作画だ。
多種多様な「魔物」も多く出てくるのだが、7話のドラゴンは特にひどい。
ドラゴン自体の描写はまったくもって問題ない。彼が放つ「ブレス」が問題だ。
ドラゴンが放つブレスというと広範囲高出力のものを想像する人も多いはずだ、
苦戦する主人公に「ブレス」が放たれて登場キャラの一人がかばって犠牲になる。
主人公が「覚醒」するためのきっかけだ。
この展開自体は問題ない。
だが女性キャラがドラゴンのブレスをかばったはずなのに
「お腹に穴」が空いただけで終わる。
どれだけピンポイントな攻撃なのだろうか(苦笑)
それこそ体全体が消し炭になってもおかしくないほどのドラゴンのブレスが、
まるでナイフの刺し傷のような描写になっている。
思わず「これはギャグなのか?」と思ってしまうほどに違和感しか感じない描写だ。
命が尽きる前に主人公と会話をさせたかったのはわかるが、
それならばもう少し重傷でなければおかしい。
覚醒
引用元:©2019 内田健/主婦の友インフォス・KADOKAWA/「異世界チート魔術師」製作委員会
ようやく7話にして主人公は覚醒してくれる。
ただ、それでもいまいちチート感が薄い。
覚醒した主人公はドラゴンを相手に力を発揮するのだが、
結局、ドラゴンは傷1つついておらず、主人公の力を認めただけで終わる。
主人公も主人公で女性キャラを殺されたはずの仇なのに、
そんな気持ちなどどこへやらだ。
結局「精霊」と正式に契約しても強くなった感じがいまいちしない。
この作品の根本にはジャンプ漫画のようなノリがある。
修行や仲間の死からの覚醒、能力の数値化などドラゴンボールを思い出す内容だ。
しかし、ノリだけで盛り上がりをまるで作れていない。
主人公が金髪になって圧倒的な戦闘シーンを繰り広げてもおかしくないのに、
全然圧倒してくれない。
本来なら覚醒したら、苦戦した敵を圧倒してこそ覚醒の意味が出てくる。
しかし、覚醒しても互角くらいの描写では覚醒した意味がない。
バカみたいな台詞回し
引用元:©2019 内田健/主婦の友インフォス・KADOKAWA/「異世界チート魔術師」製作委員会
たまに拍子抜けするような台詞がある。
例えば主人公たちが王都に呼ばれる話がある。
登場キャラの一人がいきなり現れて「国王が呼んでる」と主人公たちに告げられる。
そんな中で主人公がこんなセリフを吐く
「国王って王様のことだよな?」
大丈夫だろうかこの主人公は(苦笑)
いちいち、そんな確認をヒロインにする意味がわからない。
そんな国王だか王様だか主人公が理解できない人物が
主人公たちのことを異世界に召喚したことがあっさりわかる。
しかも呼んだ理由が「内乱」を収めるためだ、もはや意味がわからない。
内乱を収めるために強力な魔力を持つものが必要だったらしいのだが、
ちょっと飲み込める理由ではない。
しかも主人公たちを元の世界に戻す方法は今のところないというおまけつき。
無茶苦茶だ。
これで異世界が魔王に襲われてたり、世界の危機だったりして
しかたなくならわかるが「内乱」だ。しかも相手は国王の弟だ。
ただの兄弟喧嘩だ、もはやスケールが小さすぎて乾いた笑いしか出ない。
主人公たちも別に協力する理由など一切ないのに協力する。
もう少し彼らに対して「怒り」の感情があってもいいはずなのに、
召喚した本人が涙ながらに謝ればあっさりと許してしまう。
お決まりの「俺たちチートだし」というセリフまで飛び出すが、
お人好しすぎて、見てるこちら側が呆れ果ててしまう。
そもそも、この1話前には登場キャラの一人が死んでいる。
彼らが召喚されなければ死ななかったかもしれないキャラクターだ。
主人公が覚醒するほどの怒りや悲しみがあったはずなのに、
彼女の死はどうでもいいのだろうか。
序盤こそ淡々としたストーリー展開ではあるものの、
修行をしたり、少しずつ話が進んでいく面白さが合ったが、
終盤にはそんな面白さはないく、
話が進めば進むほどストーリーが穴らだけになっていく感覚だ。
キャラクター
引用元:©2019 内田健/主婦の友インフォス・KADOKAWA/「異世界チート魔術師」製作委員会
終盤になるとキャラクター数がかなり増える。
国の内乱に主人公たちが巻き込まれたせいもあるが、
国王サイドのキャラや、国王弟サイドのキャラなどが一気に増える。
この終盤の話の前に「双子」の魔術師を主人公が救っている。
彼女たちは敵に利用された無垢な少女であり
救われた主人公の手助けなどをしていた。
そんな彼女たちが戦いの後にどうなったかがまるで語られない。
しかも、最終話までその双子は出てこない(苦笑)
わざわざ主人公が救った二人のその後がまるで描写されないのは違和感しかない。
1話で主人公たちを助けてくれた冒険者パーティーとの絡みもほとんどなく、
メインキャラに対してサブキャラの描写がひどい。
主人公とヒロインのどうでもいいラッキースケベを描く暇があるならば、
その3分ぐらいの尺で双子の魔術師の現在を描いても良いはずだ。
ガバガバ戦略
引用元:©2019 内田健/主婦の友インフォス・KADOKAWA/「異世界チート魔術師」製作委員会
戦争が始まっても頭が痛くなるほどガバガバ戦略だ。
敵は自らの生命力と引き換えに魔法を放ってくるのだが放っておけば自滅する。
そんな捨て身の攻撃なのに味方はまるで被害を受けていない。
主人公たちがいてもいなくても、国王側の勝利だったのでは?と感じる初戦だ。
そんな戦争の最中、主人公への復讐を果たすために敵が現れる。
この敵は序盤で主人公に負けて片腕を失っており、主人公に殺意を向けている。
そんな「敵」がどうチートな主人公に立ち向かうのか、
序盤で主人公と戦ったときよりも主人公がより強くなっている。
そんな主人公に復讐を果たす敵はどんな手段を使うのか。
そんな期待感すらあっさり裏切る。
勝ち目がないからと「呪われたアイテム」で主人公と敵の魔力を同じにする(笑)
つまり、敵側が主人公レベルまで強くなるのではなく、主人公を弱くしてしまう。
わざとなのか?と思うほどに盛り上がらない。
力を封じられた戦いは子供の喧嘩のように心底スケールが小さい。
戦争が始まってもぽっと出の敵キャラと戦っても何の盛り上がらず、
敵も敵で出てきたところで5分もかからずにやられてしまうため、
出てくる意味がまるでない。最後までキャラの使い方が下手だ。
結局、最後までチート感は薄く、主人公がもう1段階覚醒したようなのだが
結局は出来損ないのドラゴンボールみたいな戦闘シーンで盛り上がらない。
戦争を仕掛けた黒幕とやらの目的も
いまいちよくわからないまま終わってしまい、俺達の戦いはこれからだだ。
チートとはなんだったのだろうか(苦笑)
総評:チートってなんだ?
引用元:©2019 内田健/主婦の友インフォス・KADOKAWA/「異世界チート魔術師」製作委員会
全体的に見て、序盤こそ丁寧にストーリーを進めていた感じがあり、
「なろう」作品特有の嫌悪感や拒否感を感じにくい作品だったが、
話が進めば進むほど作品自体に嫌悪感をいだき始め、
終盤にはどうでも良くなってしまう作品だ。
そもそもタイトルに有るような「チート」が薄い。
主人公の強さを表現するシーンでの作画が悪いことにも原因があるが、
チートを本人が連呼をする割には犠牲は出す、怪我はする、苦戦すると
「チート」と自称する割には弱い。
強くはあるが、チートではないだろうと何度も作中で突っ込んでしまう。
序盤のストーリーは決して悪くなかった。
やや盛り上がりに欠けるところは合ったが、少年漫画のノリで修行をし強くなり
仲間の犠牲で覚醒していくなかで、徐々に自身が陰謀に巻き込まれていることを
知りながら一緒に転送されてしまった幼馴染と元の世界へ戻るため
強くなっていくという展開自体は悪くない。
だが、話が進めば進むほどツッコミところが大きくなってしまい、
序盤では感じなかった主人公への嫌悪感や違和感も
中盤をすぎる頃から現れ始めてしまっている。非常に残念な作品だ。
これでタイトルが「異世界魔術師」ならまだ飲み込めたかもしれない。
「チート」という要素に作品全体が振り回されてしまっているような、
主人公がチートを連呼すればするほど空回り感が強く、
そんな本末転倒ぶりを感じてしまう作品だった。
個人的な感想:双子はどうなった
引用元:©2019 内田健/主婦の友インフォス・KADOKAWA/「異世界チート魔術師」製作委員会
個人的には1話~4話くらいまでは普通だった作品だ。
「なろう」テンプレらしい始まりではあったが、ストーリー自体は
ドラゴンボールみたいなノリで進んでいく面白さが合った。
だが、ドラゴンのブレスでお腹に刺し傷ができたくらいから
この作品の違和感も増えていってしまっていった。
中盤以降の使い捨てキャラの多さやストーリーやセリフのガバガバ感、
キャラ描写の聖人君子ぶりなど、ちょっとついていけなくなってしまった。
そもそも、あの双子の魔術師はどうなったのだろうか。
最終話まで一切その姿が出てこなかったが、そちらが気になって仕方ない(苦笑)
原作を読めば彼女たちの行く末がわかるのかもしれないが、
流石に原作を買う気になれないジレンマだけが残る作品だった。
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