評価 ★★★☆☆(45点) 全1話
あらすじ 帝愛グループの債務者たちは地下の劣悪な強制労働施設に収容され強制労働に就かされている引用- Wikipedia
くぅぅ!なんて要らないです。
本作品は賭博黙示録カイジのスピンオフ作品が原作。
アニメ自体は「中間管理録トネガワ」の14話扱いになっており、
1話だけ放送された。本作品では1つの作品として扱う。
監督は三好智樹、橋本智広、制作はマッドハウス
噂の川平慈英
引用元:福本伸行・萩原天晴・三好智樹・橋本智広/講談社・帝愛グループ 広報部
中間管理録トネガワでは放送が始まってから悪評しか効かない。
主にナレーションを務める「川平慈英」さんの声が雰囲気を壊し、
邪魔だという声が多数だ。
1日外出録ハンチョウでもナレーションは挟まれる。
だが正直「必要か?」と感じるほど過剰にナレーションがあり、
わざわざナレーションで解説するほどのことでもない内容を
1~100まで全部ナレーションに説明させてしまっており、
川平慈英の存在感があまりにも強い。
ハンチョウを見守る黒服や、主人公である大槻自体のモノローグの
セリフでも問題ない部分までナレーションベースで片付けており、
正直色々と厄介だ。
チョーさん
引用元:福本伸行・萩原天晴・三好智樹・橋本智広/講談社・帝愛グループ 広報部
「大槻」を演じているのは賭博黙示録カイジのアニメでも
大槻を演じた「チョー」だ。
ベテランであるがゆえに演技力はお墨付きであり、
普段は地下で帝愛のために作業をしている大槻の1日の外出と、
「外食」という何気ないストーリーの中でも演技力が光る。
懐かしいお店に訪れてあえて「新メニュー」を頼んでしまったときの反応、
予想外のメニューが出てきたときの反応、
そして食べ物を食べたときのリアクション。
過剰すぎず、だが「うまそう」にかつ笑えてしまう演技の数々は
さすがとしか言いようがなく、面白い。
だが、その演技の最中に川平慈英が邪魔してくるのは本当に厄介だ。
せっかく笑っているところに水を差される。
意外といい話
引用元:福本伸行・萩原天晴・三好智樹・橋本智広/講談社・帝愛グループ 広報部
たった1話の話でしかないが、「大槻」のキャラクターを
活かした孤独のグルメといわんばかりの外食と
「25年ぶりに訪れた店」でのストーリーはほっこりさせる。
そしてきっちりと原作がギャグ漫画らしい「オチ」をつけており、
1話の中で起承転結すっきりとしたストーリーを展開し、
見終わった後にもっと見たいと感じさせる作品だった。
総評:たった1日の外出だからこそ
引用元:福本伸行・萩原天晴・三好智樹・橋本智広/講談社・帝愛グループ 広報部
全体的に見て1話だけしかないのが残念でしかない。
今作は中間管理録トネガワの枠を1話だけ拝借し作られた作品だが、
トネガワの枠の半分はハンチョウでもいいのでは?と感じるほど面白く、
妥協のない料理の作画やチョーさんによる大槻の反応は素晴らしく、
きっちりと楽しめるギャグアニメになっていた。
ただ、やはり悪評の「川平慈英」は本当に邪魔であり、
こっちがせっかく笑ってる最中に「くぅぅ!」などを入れられると、
笑ってる最中に強制的に口をふさがれたような気持ちになる。
川平慈英さんがナレーションをやることは別に構わないが、
あまりにも「川平慈英」という芸能人のキャラクターが前に出過ぎで
ナレーションとしての存在感が強すぎて邪魔だ。
それ以外を除けばたった1話だがしっかりと楽しめる作品だ。
今後、きちんとした枠で改めてアニメ化されることを期待したい。
個人的な感想:川平慈英邪魔
引用元:福本伸行・萩原天晴・三好智樹・橋本智広/講談社・帝愛グループ 広報部
トネガワのアニメが放送されてから川平慈英の話題ばかりだったが、
今回のハンチョウのアニメを見てその気持が痛いほど分かってしまった。
本当に邪魔だ(苦笑)
まさか、この作品がアニメ化されるとは思わず、
私にしては珍しく原作の漫画を読んでおり、
だからこそ余計に「川平慈英」の存在が邪魔でしかなく、
話に水を差すとはまさにこの事と強く実感してしまう作品だった。
今回は出ていないが大槻の部下たちや黒服との絡みなど、
原作でも面白い部分がアニメではなかったため、
次にアニメ化されるときは川平慈英以外のナレーションで、
彼らの活躍が見れることを期待したい。
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