アイドルを目指す5人の女の子が、エクササイズに挑戦する姿を主観目線で描いたスポーツアニメ。高校生の星あさみを中心に、アイドルの卵たちが腕立て伏せや腹筋、ヨガなどバラエティ豊かな種目に挑む
女の子のエロさは筋にあると私は思うんですよ。
監督は濁川敦、製作はライジングフォース
見だして感じるのは「主観」の面白さだろう。
この作品は基本、ヒロインと一緒にトレーニングするというコンセプトであり、
ヒロインがカメラ目線で見ている側に語りかけるようにしゃべる。
ヒロインたちのトレーニング=エクササイズ模様を
のぞき見しているかのごとく味わうことが出来る。
はっきりいってこの作品はものすごくマニアックだ。
わき、おへそ、くびれ胸、鎖骨、太もも、くるぶし、汗etc…
トレーニングしている女の子の胸を単純に揺らすセクシーシーンではなく、
あくまでも真剣にトレーニングする女の子の
体のパーツの1つ1つをじっくり舐めるように見ることが出来る。
文章にすれば非常に健全なアニメだ。
「女の子と一緒にエクササイズしよう!」という健康的な内容ではあるが、
その文章では想像できない「男目線」のフェチズム的エロさの描写が
この作品は込められており、
無造作に脱ぎ捨てられた制服の描写など、
男子ならば思わずニヤっとしてしまうはずだ(苦笑)
キャラクターもストレートではあるものの、ツボを捉えており、
健康的な幼馴染系キャラ、ツンデレキャラ、お嬢様キャラ、
中二少女キャラなど、メガネキャラなど、
キャラ設定自体はテンプレート敵ではあるが、
しっかりとした「可愛らしいキャラクターデザイン」と
可愛らしいキャラとストレートなキャラ設定だからこそ、
すぐに飲み込みやすい状況づくりによる1話1話の面白さと可愛さがある。
はっきりいってあざとさ全快ではある(笑)
直接的な表現は一切ないが、マニアックかつフェチズム的セクシーさは
露骨に描きまくっており、このあざとさを受け入れられるかどうかで
この作品の評価は大きく変わるだろう。
エクササイズ自体は一応きちんとしたものをやっており、
私も1話だけ真似してみたが、あっという間に終わるので
味気ない感じはある。
1話5分ほどでキャラの日常シーンをのぞけば実際の
エクササイズ時間は1分~2ほどだろう。
この作品をきっかけにエクササイズをやろうと思うのかは謎だ(苦笑)
全体的に見て短編だからこそのフェチズムアニメといえるだろう。
1話5分だからこその露骨過ぎるフェチ的セクシーシーンの数々、
1話5分だからこそのストレートなキャラ設定、
5分という短い尺の中でセクシーアニメをやるのは本来は難しいはずなのだが、
この作品は5分という尺を逆手に取ったマニアック過ぎるセクシーアニメにしている。
この作品が恐らく15分や10分の尺だったら間延びしてしまうだろう、
5分以上の尺だとフェチ的セクシーシーンがしつこく感じてしまったり、
フェチ的ではあるが露骨なセクシーシーンに嫌悪感を感じてしまうかもしれない。
5分だからこその露骨さ、5分だからこそのストレートさが、
あっという間に終わるが記憶に残る作品に仕上げており、
好みはわかれるかもしれないが、ツボに入ればニヤニヤしながら見てしまう作品だ
ただストーリー性は薄く、たまに主観映像でなくなったり、
主観映像じゃないかと思ったら主観映像だったりと、
見ている側の立ち位置がよくわからない時がある。
1話5分なので仕方ないとも言えるが、若干気になる所だ。
個人的には「フェチズム的」なセクシーアニメが好きなだけに、
色々とツボに入った作品だった。
この作品の監督は女性の「筋」について熱く語れそうである(笑)
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