田舎を出て夢を探すため東京の予備校に行こうと上京してきた浪人生・相田ゆるめが住むこととなった東京の外れにあるアパート・メゾン・ド・ウィッシュは、メゾンとは名ばかりのオンボロアパートだった。メゾン・ド・ウィッシュの住人は皆予備校生。しかも大学入学者はゼロ。そんなゆるめとアパートの住人たちが日々予備校にもてんで行かずに面白おかしく、ゆる~く過ごす毎日を描く。
ゆるすぎる
原作は4コマ漫画作品。
1話3分もないミニ枠として放映された作品だ
一応、一期二期と別タイトルで放映されているが
連続した二クールの作品なのでレビューは一つにまとめます
基本的なストーリーは日常萌え系。
東京の予備校に通うため上京した主人公、
だが彼女が済むことになったアパートは浪人生の巣窟で、
何年も大学に受からないものばかりが住んでいるところだったという所から
ストーリーは始まる。
まず最初に感じるのはキャラクターデザインだろう。
深夜アニメとは思えないような子供向けとも言える等身の低いキャラデザは
「可愛さ」というものは感じにくく、古臭い・・・とも言えるのかもしれないが、
若干微妙さが漂う感じだ。
ストーリー的には浪人生の日常なのだが、
「浪人生」という設定はあまり生きていない、
キャラクターたちが勉強する様などは描かれておらず、
七夕の短冊作ったり飲んだり、スイカ割りしたりとのんびりした感じだ
のんびりしすぎてネタにインパクトはない。
1話3分なのでダレることはさすがにないが、
特に面白くもないがつまらないわけでもない、
そういうのを感じる前に話が終わっていたという話が多すぎる。
特に一期はそういった話が多くインパクトが薄い、
二期からは若干勢いのある話も多かったが、それでも当たり外れがあった
ゆるーくはじまり、ゆる~く終わる。
「ゆるめいつ」と題している通り、この作品としてはそれでいいのかもしれないが、
この作品ならではの魅力を感じなかった
数多くある日常萌え4コマ作品の1つという印象は最期まで拭えなかった
全体的にみて、よくある四コマミニ枠アニメの1つでしかなかったが
その枠の中でもあまり面白いと言える作品ではなかった。
一話五分が限界という感じもあり、ミニ枠にふさわしいアニメではあるのだが
一話五分もないのに若干ダレを感じてしまうのも問題だ
森田さんは無口やリコーダーとランドセルといった最近のミニ枠は
意外に面白かっただけあり、この作品にも期待したのだが
正直、期待はずれだった
OVAもいくつかあるようなので、そちらも見てみたいと思います
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3でぃは原作漫画特有の微妙な狂気性や漠然とした不安感などをあまり表に出さなかった印象ですね
作者さんの特色でもあるので残念でした