ダイジェスト版?
前半部分はコロニー生活だった主人公がいきなり、
未開の惑星に近い星に送り込まれるところから始まる。
巨大な植物や人間を喰らう植物、そんな中で生きる人の中で主人公は
集団のトップへと登っていこうとする。
この前半部分はなかなか楽しめた。
過酷な環境、独特の生活様式、そして集団のトップの獣王への道。
作画やキャラクターデザインは若干癖のある少女漫画風だが、
面白味のある設定と世界感は非常に楽しめた。
しかし・・・6話でいきなり4年後の話になり主人公の声優が堂本光一になる。
この展開は異常なまでに唐突で、堂本光一に声優が変わるのは知っていたが
あまりにも展開が急に変わりすぎる。
更に堂本光一の声優も・・・慣れるに時間がかかるものがあった。
それまで丁寧に描いていた世界やストーリーも早足過ぎる展開になり、
全体的にストーリーという階段を1段飛ばしで登っているような感覚に陥る。
明らかに全11話では捌き切れないストーリーを無理矢理、11話で構成しているので
物語の深みがかなり浅くなっている。
特に後半はそれが顕著で、前半にあった「おもしろそうな予感」が消えさる。
もう、後半からは「子供生む」話が中心なんじゃないのか?って思うほど
意味不明な恋愛要素や裏切りが絡んでくる。
ある種、古臭い少女漫画の展開を読んでいるようにも感じた
第一話冒頭で死んだ弟も、あとから復活するのかな・・?とか
そういう「燃える展開」を期待したが、一切ない。
最終話に至っては主要人物が死にまくる、これは必要な展開だったのだろうか???
付け加えるなら、堂本光一と小栗旬は声優にする必要があったのだろうか?
堂本光一はやっぱり「堂本光一!」というイメージが出てしまい
キャラクターとあっているかどうかは疑問だが、それなりにまともだった。
しかし、小栗旬は・・・結構浮いているように感じた。
必要性を感じない無意味なキャストと詰め込みすぎるストーリー構成は、
無理矢理アニメ化したんじゃないか?と感じさせるほど意味のわからないものだった
ただこの作品、妙に評価が高くつけている人がdmmやamazonでいました。
堂本光一&小栗旬のタレントパワー恐るべし・・・といったところでしょうか(苦笑)
(DVDには特典としてキャストのインタビューも入ってますしw)
前半部分だけで全11話作成、もしくは全24話ほどあれば
この作品の印象はだいぶ違っただろう。
ストーリーや世界観や設定は悪くないだけに、非常に残念な作品です。
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おなじく
11話でまとめてはけない作品だと思います。
いきなり時間が進んだところは何かの間違いか??と感じさせられました
24話程度が妥当だと思います。