4年に1度開かれる闘技会『クイーンズブレイド』。
建国から続く伝統に従い、優勝者は、この国の女王に選ばれる。
12歳以上の知能を持った生物の女性であれば、誰でも参加が出来る。
これぞ女の騎士道?
放送当時、内容が内容だけあって話題になりました。
この作品、知っている人はどんなアニメかよくご存知だとはお思います。
出て来る9割のキャラは爆乳、更に、恐らく作中の7割の時間は
胸がぽろりと出ているor裸orパンチラで構成されているアニメです(苦笑)
女性同士の戦いでたたでさえ露出の多い格好で戦っているのに
剣で破れて胸が「ぽろん」と出るのは当たり前、
パンチラというか下着はもちろん見せまくりな戦闘シーンは
「リアル」なのかもしれないが、えろい(笑)
その中でも特に顕著なのは第9話で出て来る、
非常に大きい胸の持ち主の武器屋 カトレア。
この人の胸の大きさだけは作中で異常です・・・(苦笑)
文章ではつたえきれないのでキャプチャー画像を・・・w
この9話はこのキャラのおかげで非常に笑いながら見てしまいましたw
その他にも胸から何か出して攻撃する魔物や、ローアングルなシーンも多くあり
戦闘している当人たちは至って真面目なのに、えろい&笑えてしまうシーンが多く
シュールな出来栄えになっている。
肝心のストーリーですが、非常に王道で地味。
クイーンズブレイドという女王を決める戦いのために、
主人公は旅をしながら他の戦士と闘いつつ目的地をめざすというもの。
主人公のレイナは貴族の生活が嫌で自分のすることを見つけるために家出をし、
様々なキャラクターとの交流の中で成長して行く。
上で色々なことを書いておいてなんだが、
この地味なストーリーは案外見れないことはない。
いや、以外に面白いといえる。
主人公であるレイナは女闘士たちの戦いであるクイーンズブレイドに
参加する意志はない、ただのお嬢様でただ自由を求めてたびに出ているだけだ
だが、旅の道中で出会った義賊のリスティや魔物との戦いを経て
彼女は自分の中の戦う理由を見出していく
その中でクイーンズブレイドに参加する女闘士たちの紹介的な
ストーリーも展開しているため見やすい。
もし過剰なまでのセクシーシーンが無くても、
地味で硬派なアニメとして見れたかもしれません。
ただ、地味故に面白味は少ない。
エロ要素がなければただただ硬派な展開は好きな人には好きだろうが
一本道で硬派なストーリー展開は人を選ぶだろう
だが、そこにセクシーなシーンを盛り込むことで
擬似的はあるものの「派手さ」を出し盛り上げる。
製作サイドがこの脚本にセクシーシーンを盛りだくさんにした気持ちもわかります。
王道なストーリー展開を味わさせつつセクシーなシーンで楽しませるという
手法はこの作品に限って言えば「アリ」だった
しかしながら、この作品は2期を前提とした作品のため
ストーリーはぶつ切りな感じで終わってしまっている点はなんとも言えない
最終話では熱い展開もあり興奮できたが、
あくまで一期はキャラ紹介と言う感じになってしまっていた
その原因としてキャラクター数の多さもある。
全12話構成で10人以上が出てくるが、はっきりいって覚えきれない(苦笑)
確かに全員特徴のあるキャラクターでキャラは立っているのだが、
ほとんどのキャラクターは1話か2話だけしか出てこない場合もあるので、
もう少しキャラクターを削って掘り下げを深くしてもいいのではと感じる。
だが、それぞれ魅力のあるキャラには違いない
ついでにいえば声優さんは非常に豪華です。
川澄綾子、能登麻美子、釘宮理恵、田中敦子、平野綾などなど
豪華すぎる女性声優陣は声優さん好きにはたまらないだろう
全体的に見て本作品は2期のためのキャラクター紹介で終わってしまっている
どうせ2期をやることが決まっているならば
24話構成でまとめた方が良かったのでは・・・?という印象を受けた
硬派なストーリーはつまらないわけではなく、キャラも魅力的なので
非常にもったいない。
だが、逆に言えば2期に期待できる作品だ。
2期を楽しみにしたいと思います。
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