★★☆☆☆
ミレーヌ・ホフマンこと009ノ1は身体をサイボーグ化した近未来のスパイである。
胸に仕込まれたマシンガンや強化された跳躍力、
マヒ光線を仕込んだ指輪などを駆使し、00機関のボスの指令を遂行していく。
何故、釈由美子?
石ノ森章太郎さんが原作、2006年に放映されたアニメなのですが、
原作が古いせいもあるとおもうのですが、全体的に古臭さを感じてしまった。
古い作品でも面白い作品であれば、色褪せない魅力があるのですが
この作品では、目新しさや特徴的な要素が薄く
スローテンポで話が進んでいくので非常にだれる。
1話完結で話は進み、スパイでありサイボーグである主人公が活躍するのですが
この話が、魅力が全くない。
観ていて「おぉ・・・」と感嘆を漏らすようなこともなく、
ただたんに安直にストーリーが展開していくのみ。
それに付け加え、キャラクターも微妙。
主人公は女性でサイボーグ、更に胸(乳首)から銃弾を放つことが出来ます・・・。
何故乳首にそんな装置をつけたか開発者を
2時間くらい問いただしたいのですが(苦笑)
記憶に残る登場人物も少なく、また、主人公の声優が
何故か釈由美子さんで、微妙すぎる演技。
こういうハードボイルドな作品が好きな人は最後まで見れると思いますが、
普通のアニメを見たいという人にはおすすめできません。
ただ、ハードボイルドとしてみても、胸から弾丸ですからね・・・。
ゴルゴ13が、自らの股間から弾丸出したら
「おいおい!なんだよそれw」
ってなると同じことだと思います。(苦笑)
ただ、この胸から弾丸のシーンも確かに「なんだよそれ」とは思うのですが
AIKAなどのセクシーさや、バカっぽさも感じないので
設定を生かしきれてないように感じます。
物語や登場人物の受け捉え方が非常に難しいので、
何回か見直せば評価は変わるのかもしれませんが、
何度も見る魅力が初見では伝わらないため、微妙な作品です。
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