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神魂合体ゴーダンナー

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神魂合体ゴーダンナー感想

神魂合体ゴーダンナー
★★★★☆
西暦2042年。地球上では、突如現れた未知の巨大生物「擬態獣」と、
世界各国で開発されていた巨大ロボット達との戦いが繰り広げられていた。
日本のスーパーロボット「ゴーダンナー」のパイロット・猿渡ゴオは後に
「巨神戦争」と呼ばれるボス擬態獣との決戦において、
パートナーであり恋人でもあったミラ・アッカーマンを失ってしまう。
だが、ゴオはそれと引き換えに、1人の少女の命を救っていた。
辛くも人類は戦いに勝利し、5年の歳月が流れた。

新婚合体ゴー!旦那!
本レビューは、1期と2期あわせたものになっております。
全体的にお色気要素を含んでいる本作品、無駄なローアングルや
胸の揺れ、おしりの張り具合と萌えを取り入れたいのか
無理しているため、萌え~!とかエロ!という印象は一切なかった。
しかしながら、それ以外の部分は非常に良く出来ており
ベタな熱血ロボットアニメの中に、新婚カップルの恋愛要素を取り入れており
死んだはずの彼女が生きていたことから起こる心境の変化や
複雑な人間模様が描かれている。
2期から中盤は、恋愛模様に落ち着きを見せるが
そこから打って変わって、男性パイロットの闘争本能に応じて
パイロットを化物にするウィルスが敵を倒していく中で自然に
感染していたことがわかる。
ここから非常に悲哀に満ちた雰囲気が作品を包む、
今までともに戦ってきた仲間が化け物になり暴走する中、
主人公も戦いたいのにロボットに乗れなくなる。
ロボットに乗れば、化物になるかもしれない。
女性たちは頑張っているのに自分は戦えない。
この展開は非常に熱く、悲しく、最終話への繋ぎとしてふさわしい展開で
女性の強さや愛の強さといった定番ながらもいい締めくくりを迎えており、
伏線の回収もきちんと出来ていいて、良いストーリー展開でした。
戦闘シーンもよく動き、いい感じの出来具合なのだが
劣化版「ガオガイガー」の感じは否めず、
他のロボットアニメとの違いが見えない部分が多く、
もう少し何かあれば、もっと燃えられたのに、と惜しむばかりです。
また、敵の擬態獣とは一体なんだったのか?目的は?という要素が
非常に説明不足で、あくまでも未知の敵で終わってしまったことが残念でなりません。
設定や要素、ストーリー展開はいいだけに
無駄なお色気要素や、掘り下げられなかった設定や要素をもう少し生かせれば
名作になりえそうな雰囲気を醸し出していました。
また、これは私見ですが、元祖熱血である「光司」の燃え使いすてっぷりが
半端なかったです(笑)
1期と2期では雰囲気が違うので、
1期前半を我慢して見れば最後まで一気に観たくなる「熱さ」を秘めた作品です。

「」は面白い?つまらない?

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