どうもみなさん、3月はいかがおすごしでしたでしょうか。
私個人としては息子の1歳の誕生日だったり、
風邪を引いたり、確定申告をしたりと、
かなりバタバタした月だったのですが、
レビューがはかどった月でした。
さて、毎月お決まりの近況報告記事になります。
- 3月
- 18位 多数欠
- 17位 没落予定の貴族だけど、暇だったから魔法を極めてみた
- 16位 外れスキル《木の実マスター》~スキルの実(食べたら死ぬ)を無限に食べられるようになった件について~
- 15位 時空の隙
- 14位 モンスターハンター 実写版
- 13位 ツインズひなひま
- 12位 実写版 白雪姫
- 11位 グレンダイザーU
- 10位 1分間だけ触れてもいいよ… シェアハウスの秘密ルール。
- 9位 SAKAMOTO DAYS
- 8位 この会社に好きな人がいます
- 7位 Sランクモンスターの《ベヒーモス》だけど、猫と間違われてエルフ娘の騎士として暮らしてます
- 6位 俺だけレベルアップな件 Season2
- 5位 映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争2021
- 4位 映画 ヒプノシスマイクDivision Rap Battle
- 3位 白雪姫と鏡の女王
- 2位 白雪姫
- 1位 映画ドラえもん のび太の絵世界物語
- 4月
3月
3月はレビューが好調で15作品のアニメレビュー、
3作品の実写映画レビュー、
2つのアニメコラムと絶好調すぎて怖いくらいの月でした(笑)
毎月、15作品のアニメレビューをするのが理想でしたが、
ようやくその理想をかなえられました。
4月もこういうペースでやれたらいいのですが、
果たしてどうなることやら。
この記事を書いてる時点で4月7日、
かなり出遅れたスタートとなります。
ちょっと意識的に春休みを取っていたのですが、
今日からまたやっていきます。
そんな3月に見た15本と2作品の実写映画を
個人的なランキング形式で振り返っていきたいと思います
18位 多数欠

いわゆるデスゲームものノリがある作品で
強制多数決で少数派のみが生き残るというルールで
序盤は話が進みます。
しかし中盤になるとそんなデスゲームよりも
ただ単に能力バトル物になってしまい、
その能力バトルが何でもありすぎて、
死んだキャラでさえあっさり生き返る始末です。
主人公に至っては2度も生き返る始末で、
戦闘シーンは多いのに作画が本当に悪く、
2クールという長さも相まって色々と厳しい作品でした
17位 没落予定の貴族だけど、暇だったから魔法を極めてみた

突っ込みだしたらきりがなく、無限に突っ込める作品でした。
主人公が唐突に貴族の五男に憑依する、
なぜ憑依したのか、そもそも憑依前の主人公はどうなったのか、
憑依した貴族の五男の人格、魂というべきものはどうなったのか。
一切説明がありません(苦笑)
物語の始まりの時点からツッコミどころが凄まじく、
ベルトコンベアで棚からぼた餅が主人公に流れていき、
師匠からもらった魔法wikipediaで300以上の魔法をおぼえ、
あとはひたすら転生したらスライムだった件をやっています。
作画のクォリティも悪く、このツッコミどころを
突っ込むことで楽しむという見方をしないかぎりは
楽しめない作品でした。
16位 外れスキル《木の実マスター》~スキルの実(食べたら死ぬ)を無限に食べられるようになった件について~

いつものなろう系作品なのですが、
この作品は見ていてイライラしました。
この世界ではワンピースの悪魔の実のようなものがあり、
その実で人々はスキルを得ている世界です。
主人公は木の実マスターというスキルをゲットして、
通常なら2個食べると死んでしまうスキルの実を
無限に食べれるようになります。
いわゆるチートですね。
しかし、こいつがまー食わない食わない(苦笑)
あらかじめ食べておけばいいのにピンチになってから
戦闘中にバクバクとスキルの実を食べる姿は滑稽であり、
何回ピンチになっても学びません。
中盤からは主人公よりもヒロイン視線の物語になり、
主人公がほとんどんでなくなるのも意味不明な作品でした。
15位 時空の隙

1年間に何本か放送される中国アニメのうちの1つでした。
先月に見た中国アニメは意味不明な感じでギブアップしたのですが、
この作品は最期まで見ることができました。
かといって面白いのか?と言われるとそれはまた別の話で、
用語のわかりにくさなどはありつつも、
中国版呪術廻戦的な世界観で王道なストーリーではありました。
作画のクォリティはそれなりなのですが、
声優さんがどこから連れてきたかわからないような素人で
そのあたりもこの順位の低さに繋がった作品でした
14位 モンスターハンター 実写版

モンスターハンターの実写化映画として作られた本作品でしたが、
モンスターのクォリティは高いのですが数が少なく、
でてくるモンスターの種類もいまいちずれており、
肝心のストーリーの方も謎でした。
私達の世界の軍人がモンスターハンターの世界に異世界転移する。
これだけなら良かったのですが、序盤はそんな軍人と
現地のハンターとのいざこざが本当に長く、
軍人たちは軍人たちでまるでホラー映画のようにモンスターに襲われ、
あっさりと主人公であるミラ・ジョボビッチのみになります。
そんなミラ・ジョボビッチもとってつけたように
双剣を装備するのですが、あまり役に立っている感じもなく、
最期もいわゆるクリフハンガーでおわり、
なんだったんだ…?みたいな感じになるストーリーでした。
13位 ツインズひなひま

昨今はAIの技術が進歩し、大企業はAIの開発にいそしんでおり、
その中でもAIイラストの問題はSNS上でたびたび議論される問題です。
そんな状況の中でこの作品はあえてAIをTVアニメで使用することを
公言したうえで制作されていた作品でした。
いわゆるファーストペンギン的なニュアンスの強い作品ですが、
モーションキャプチャーも使用しているせいか、
アニメ自体がカクカクと独特の感覚になる部分があり、
それがかなりノイズになってしまっている作品でした。
部分的とはいえAIを使用したことによる不気味の谷現象のような
ものもおきており、まだ地上波のアニメでフル活用するのは
クォリティ的には厳しいのだなと感じる一方で、
この3,4年でここまで進化したAI技術に
恐怖心を抱いてしまうような作品でもありました
12位 実写版 白雪姫

世間的にもいろいろと賛否両論が大盛況になっている
実写版の白雪姫。
ふたを開けたら共産主義とポリコレの染まった
今のディズニーらしいともいえる作品でした。
白雪姫の肌の白さなど、それ自体は特に気にならず、
むしろ作品全体で匂わせる共産主義に染まった白雪姫の言動や、
明らかにとってつけたような7人の山賊の存在が
ノイズになりまくる作品でした。
100年近く前のアニメ映画を今、実写化するうえで
当時の価値観とは違う価値観を盛り込もうとしたのはわかるのですが、
映像表現の物足りなさ、歌の印象の薄さなど、
100年前のアニメ映画に劣る出来栄えは今のディズニーを
象徴するかのような作品だったのかもしれません。
11位 グレンダイザーU

1975年の制作されたUFOロボ グレンダイザーの
リメイクとして制作された作品でした。
石油王のオイルマネーが絡んでいるということも話題になったのですが、
ふたを開けてみると作画のクォリティは低く、
どこにオイルマネーが漏れたのやら。
そもそもリメイク前の作品は全72話もあり、
それを1クールにまとめるのは非常に厳しく、
そのあたりの取捨選択がうまくいっておらず、
ごちゃごちゃとわけのわからないことになっていました。
特に恋愛周りはすさまじく、三角関係NTRからの
全裸正座する主人公の姿にかっこよさなんてものはなく、
最後も様々な謎を残して終わってしまいました。
10位 1分間だけ触れてもいいよ… シェアハウスの秘密ルール。

毎クールおなじみの僧侶枠な本作品。
今回の特徴はなんといっても濃ゆいキャラクターデザインでしょう。
特に主人公はムッキムキで何頭身なんだ?と
思わず気になってしまうほどの癖のあるキャラデザでした。
内容的には家事が苦手な二人の女性が住むシェアハウスに
主人公が引っ越してきて、女性たちの代わりに家事をするものの、
嫌気がさし出ていこうとしたら、女性たちが
1分間なんでもしていいかわりに家事をしてくれという
素敵な交換条件を持ち込んできます。
そのあとはいつもの僧侶枠らしく、
体の関係から生まれる恋愛感情というストーリーを展開しており、
良くも悪くもいつもの僧侶枠だなーという感じな作品でした
9位 SAKAMOTO DAYS

ここ数年、ノリにノッてるジャンプ原作アニメ。
サカモトデイズもかなり期待されていたのですが、
フタを開けるとクォリティが10年くらい前のクォリティでした。
元殺し屋が引退し結婚し子供もいて太った。
そんな主人公のもとに殺し屋が集まってきて
ときに日常コメディをやりながら戦闘シーンも有る作品です。
原作は戦闘シーンが評価されている作品でもあったのですが、
アニメではその戦闘シーンが力不足で、
同じような構図、シーンでも原作の絵の意図を理解していないのか
拍子抜けするような画作りになっていました。
ストーリー自体は王道であり、戦闘シーンが本格的になる
2期からに期待したいところです。
8位 この会社に好きな人がいます

モーニングの漫画が原作の本作品。
社会人ラブコメとしてイチャイチャしてるだけの作品ではあるのですが、
4話あたりから趣がかわり、一気に僧侶枠のように
セクシーな表現がなぜか増えていきます(笑)
中盤からは先輩と後輩、サブキャラたちの恋愛事情が気になるような
ストーリー構成になっており、
社会人イチャイチャラブコメというだけではマンネリに
なりそうなところを、うまい具合にマンネリにならないように
回避している作品でした。
名作とはいえないもののサクッと見るには程よい作品で、
個人的には割と楽しめた作品でした。
7位 Sランクモンスターの《ベヒーモス》だけど、猫と間違われてエルフ娘の騎士として暮らしてます

毎クール、やたら多い「なろう系」作品ではありますが、
最近は手を変え品を変え、良い意味で多様性が生まれてきた感じがあります。
この作品もセクシーな要素に特化しており、
しかも、主人公の見た目はネコという特殊なものになっていました。
なろう系らしいチート要素も薄く、
ヒロインとともに冒険をしながら物語が進んでいき、
どんどんヒロインが増えるものの、主人公は獣、
相手はエルフや獣人など特殊な種族とはいえ人間の見た目をしています。
そんな主人公に惚れるヒロインたちの特殊性癖ぶりと、
毎話挟まれるお風呂シーンにはかつての紳士アニメイズムを感じ、
個人的に楽しめた作品でした。
6位 俺だけレベルアップな件 Season2

ピッコマの漫画が原作のなろう系アニメの2期。
1期は場面転換の多さがやたら気になる作品でしたが、
2期では1期で感じた欠点がすべて改善されていました。
余計な場面転換がないせいでストーリーがスムーズに進み、
更にステータスやスキルやアイテムの説明が英語で
一瞬しか表示されないという問題がありましたが、
2期では字幕がつきました(笑)
わかりやすく欠点が改善され見やすい作品になっていました。
戦闘シーンのクォリティがとにかく高く、
いわゆる俺つえー系ななろう系作品ではあるものの、
そんな戦闘シーンを楽しめる作品でした。
5位 映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争2021

今年のドラえもん映画を見る前に見逃してた
ドラえもん映画を見るついでにレビューしました。
旧ドラえもん映画をリメイクするという形を取っており、
いろいろな部分が旧作から変化していました。
特に今作のオリジナルキャラであるパピを
掘り下げるためのエピソードの追加が印象的で、
パピを掘り下げつつスネ夫を掘り下げることで
リメイクだからこその面白さが生まれていました。
旧作とリメイク作、どちらにも違った魅力があり、
どこが変化して、何が追加されているのか。
その比較をするのも楽しいのがドラえもん映画の楽しみ方の1つです。
4位 映画 ヒプノシスマイクDivision Rap Battle

いろいろな意味で衝撃的な作品でした(笑)
ヒプノシスマイクの初の映画作品な本作品ですが、
この作品はそのやり方が斬新でした。
インタラクティブ映画という体験型コンテンツになっていて、
映画を見に来てる人の「投票」によってストーリーが変化していきます。
6つのチームがあり、それぞれがラップで戦う。
その勝敗を決めるのは映画館に訪れた人たちであり、
投票によってストーリーが変化していく面白さは、
この作品でしか味わえないものになっていました。
地域ごとにチームの勝率も違い、
私は偶然にもヨコハマディビジョンが100%勝利する映画館で
見てしまったことを後で気づきました(笑)
ヒプノシスマイクというコンテンツだからこそできた
インタラクティブ映画の衝撃は素晴らしいものがありました。
3位 白雪姫と鏡の女王

実写版白雪姫の口直しがてらに
過去に実写化された白雪姫を見てみた結果、本当に素晴らしい作品でした。
綺羅びやかな衣装と多くの役者たちによって
きちんと白雪姫の世界観が構築されており、
映像のクォリティの高さに驚かされます。
役者面でもジュリア・ロバーツさんやリリー・コリンズさんといった
はまり役としかいいようのない配役は素晴らしく、
特にリリー・コリンズさんの白雪姫は唯一無二のものです。
全体的にコメディタッチではあるものの、
このコメディさはディズニーには絶対にできないものであり、
クスクスと笑いながら最期まで楽しめた作品でした
2位 白雪姫

1937年、今から約100年前に制作された
世界初の長編フルカラーアニメ映画。
これぞディズニー、これこそがディズニーだと言わんばかりの
色褪せない魅力が詰まった作品でした。
ロトスコープを使ったきめ細やかな作画による再現は
アニメ的でありながらもリアルであり、
ディズニーのミュージカル的な魅力を余すことなく感じられ、
その一方で動物や小人などはコミカルに描かれている。
この2つの融合がディズニー何だなと感じる作品でした。
若干のふるさは感じるものの、決して色褪せることのない名作。
それが白雪姫という作品でした。
1位 映画ドラえもん のび太の絵世界物語

ここ数年のドラえもん映画は挑戦作が非常に多く、
「ドラえもん」という国民的アニメ、
40作品以上も続いている映画シリーズの中で
「王道」というのをやりづらくなっている印象でした。
そんな中でこの作品はまさに王道でした。
はいりこみライトという今作の未来の道具、
そんな道具を主軸に物語が展開していきます。
はいりこみライトで物語が始まる、
はいりこみライトを使って冒険が始まり、
はいりこみライトを使ってトラブルが発生し、
はいりこみライトを使ってトラブルを解決し、
はいりこみライトを使って物語が終わる。
このキレイなストーリー構成に余計な肉付きが一切なく、
終盤には思わず涙を流してしまう、44作品目で
改めて原点に帰り王道に突き進むドラえもん映画の凄さを
叩きつけられた感覚になりました。
来年のドラえもん映画にも期待したいところです。
4月
3月は絶好調でしたが、その反動なのか
4月は1週間弱お休みしてました。
ここから3月のようなペースに戻すことができるのかは
疑問ですが、4月もマイペースにやっていきます。
4月にはコナン映画も控えており、
今年のコナン映画がどうなるのかも気になるところです。
そんなわけで4月もよろしくお願いいたします。
