評価 ★★★☆☆(50点)
あらすじ 思いを寄せるクラスメイト“犬飼さん”の飼い犬“ポチ太”になっていた!学校では超クールな彼女だが、実は度を越した犬好きだった。
引用- Wikipedia
最高のペット人生
原作はマガジンポケットなどで連載中の漫画作品。
監督は安ドウタカシ、制作はQuad
ローアングル
1話冒頭から色々とやばい。やたらローアングルなカメラワークで、
主人公の主観でこの作品は描かれている。
なにせ主人公はタイトル通り「犬」だ。
目覚めたら犬になってしまった主人公は雨の日に
「女の子」に拾われるところから物語は始まる。
なぜ彼が犬になってしまったのかは1話では描かれない。
しかし、この作品においてそこは重要ではないのだろう。
「好きな人のペットになりたい」
男女問わず1度ならばよぎる考えの1つである。
そんな妄想という名の願望をこの作品は体現してると言っても過言ではない。
「犬」の目線だからこその独自の視点で描かれたシーンの数々、
ローアングルだからこそ、犬相手だからこその無防備な女性の姿、
そんな犬になったからこその女性の日常を楽しむ作品だ(笑)
セクシー
作画のクォリティは高く、特に肌の質感の描写やちょっとした影など、
かなりこだわりを感じる部分があり、
「着替え」のシーンの際の下着の描写など1話15分のアニメとは
思えない程の高いクォリティで描かれている。
通常版では規制されていたり、湯気などで見えない部分は
かなり多いものの、見えなくとも十分に満足できるほど
セクシーな描写には制作側の強いこだわりを感じてしまう。
そんなセクシー描写だけでなく、キャラクターの純粋な可愛さの表現も素晴らしい。
普段はクールなヒロインだが「犬好き」であるがゆえに、
人には見せない表情や態度ではしゃぎまくる姿は
ギャップ萌えを生んでおり、素直にヒロインの可愛らしさを感じることができる。
ペット
1話の序盤の段階で主人公は犬になった戸惑いもあり、
同時に「人間」としてのプライドもある。
だが「犬」になったからこそ好きな人とお風呂にはいることができ、
犬になったからこそ彼女とふれあい、犬相手だからこそ
彼女が誰にも見せないような表情を見ることができる。
好きな人に愛される。
そのためならば「人」である必要はないのではないのだろうか?
人としての尊厳よりも、男としてのプライドよりも、
好きな人に愛され、喜んでもらうためならば、
「犬」としておすわりし、お手をする。
その結果、好きな人が最大限の笑顔で喜んでくれる。
ならば犬でいいじゃないかと(笑)
どこか哲学的なニュアンスを感じる部分を感じつつ、
ヒロインの可愛さとセクシーなシーンの魅力をたっぷりを
味わえる1話になっている作品だ。
総評:好きな人の犬になりたい人、集合~
全体的にみてタイトル通りのわかりやすい作品だ。
最近では土下座して下着を見せてもらったり、
ダミーヘッドマイクに転生するようなアニメもあるが、
この作品は「犬」に転生したことによる日常と
ヒロインとの関係をうまく描いている作品だ。
犬になったからこそ見れる好きな人の日常。
そんな日常をセクシーに、可愛らしく描きつつ、
「好きな人に愛されるなら犬でもいいのでは?」と
感じさせるような幸せな状況が1話で余すことなく描かれている。
おそらく、この手の作品は
2話以降も大きな変化はないはずだ。
ヒロインは増えていくようだが、そんなヒロインたちとの日常を描きつつ、
犬になったからこそのシチュエーションを1クール、
存分に描かれることを期待したい。
個人的な感想:1クールに1本は…
前期のASMRアニメもそうだったが、
1クールに1本はこれくらい気軽に見れるセクシーアニメがあると、
妙に安心感を感じるのは私だけだろうか(笑)
おそらく1話から最終話まで安定した面白さがありそうな作品なだけに、
犬だからこそのシチュエーションを1クールたっぷりを
見せてほしいところだ。
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