評価 ☆☆☆☆☆(6点)
あらすじ VRMMO『アーク・アース オンライン』
大手の作品に迫る人気を得ながらも、どういうわけか公式ホームページが無く運営方針も開発者の名前すらも不明な不思議な作品。引用- Wikipedia
台無し
原作には小説になろうで連載していた小説作品。
監督は元永慶太郎、制作はstudio A-CAT
3分に渡る説明
1話冒頭、主人公がプレイしていたVRMMOの説明が入る。
自由なゲームだということは分かるものの、
一切新鮮さも面白さも感じさせないゲームの説明でしかなく、
VRのMMOのはずなのにゲーム画面は見下ろしで描かれており、
制作側はVRというものを体験したことがないのでは?と感じるほどの描写だ。
冒頭からずーっと説明のオンパレードで、
本来なら物語の中で自然に見せるべき部分ですらも
ナレーションで片付ける。
小説という媒体ならともかく、アニメという媒体では悪手でしかない。
「見せる」ということができていない。
VRMMOは調整不足のせいか戦士が優遇されており、
そんな中で魔法使い系の職業のプレイヤーは
魔法使い系のプレイヤーだけの国を作り、そこには9賢者と呼ばれる存在がいる。
説明自体はわかりやすいものの、いつまで説明を聞かされるんだろうかとうんざりだ。
なんの思い入れもない9賢者の紹介シーンを入れたり、
テンポもグダグダの極みであり、いいから早く物語を始めてくれと言いたくなる。
主人公は1番偉くて強い賢者らしいということが3分もかかってようやく判明し、
ようやくオープニングが流れる。
早く街を出ろ
いざ本編が始まってもダラダラとしたシーンが目立ち、
冒頭のナレーションといいあからさまな尺稼ぎが目立ちまくっている。
1話の段階からすでに露骨に尺稼ぎをしてるのは意味不明であり、
1話でこれなら2話以降どうなるのか先行きの不安さしかない。
本編が始まっても、主人公が魔物の討伐を依頼されたかと思えば、
街を出るまでの間に色々なキャラが話しかけてきて、
他の賢者の現状を教えてくれる。
もういいから話を進めてくれと頭を抱えたくなるほど
グダグダでまどろっこしい展開に鬱屈した気持ちすら湧いてくる。
1話からドバドバドバ、壊れた蛇口のごとくキャラクターを出すせいで
物語がまるで進まない。
6分ほどを掛けてようやく街を出てくれる。
不動のCG
一万の魔物の軍勢に対し、主人公も魔物を召喚して戦う。
魔物はCGで描かれているものの、
CGで描いたからこその物量が戦闘シーンの厚みに繋がっているものの、
CGで描かれてる魔物が棒立ちだ(苦笑)
時を止めたわけでもないのに棒立ちになってる魔物たちの間を
主人公がスタスタ歩いて行く様はなんのジョークだと思うほど滑稽だ。
戦闘シーンが多そうな作品なのに、
1話からこんなクォリティの戦闘シーンで大丈夫か?と
不安になってしまう。
主人公VS1万の魔物の軍勢。
構図だけ見ると盛り上がるはずなのだが、盛り上がらない。
全体に漂う低予算感がCGに現れてしまっている。
喋れや!
そんな中で気づいたら主人公はゲームの中に入り込んでおり、
しかも賢者の姿ではなく幼女の姿になっているところで1話が終わる。
本来なら1話のAパート、へたしたら冒頭で片付くような話を
ダラダラダラダラ引き伸ばすことでなんとか1話にしている。
特にひどいのはラスト5分くらいの部分だ。
主人公が幼女の姿になって目覚めるのだがなぜか一切セリフを吐かず、
風景をターっぷりと見せながら、ダラダラと歩き回る様子を
たっぷり見せられた後にようやくセリフを吐く。
ゲームの中に入ったことの驚き、裸であることの驚き、
色々とリアクションし、声を出しているようなシーンはあるのに
なぜか声はない。意味不明だ。演習意図がまるで見えない。
街にたどり着き、鏡越しに映る自分を見てようやくしゃべるものの、
正直何がしたいんだと思うような作品だった。
総評:黒歴史に残る最低の1話
全体的に見て作画のクォリティは悪くないものの、
露骨すぎる尺稼ぎのせいでキャラクターの魅力も
ストーリーの面白さも見事なまでに台無しにしてくれてる作品だ。
ナレーションによる世界観の説明、1話からキャラを
ドバドバ出すことでテンポを崩し、ダラダラとストーリーを進め、
最後にはたっぷりと主人公にお散歩させながら
風景を見せることで1話分の尺をなんとか稼いでいる。
そんなグダグダすぎるテンポでは面白い面白くない以前の問題だ。
何がしたいんだろうか。
原作は16巻、コミカライズは8巻出ており原作ストックは十分だ。
調べたところコミカライズでは12ページしかない話を
強引にアニメの1話分に膨らませてるようで、
これだけグダグダになるのは当たり前だ。
そんな12ページをアニメオリジナルなシーンや、
逆に原作では台詞がある部分をしゃべらせずに描くのは本当に意味がわからない。
最低すぎる1話だ。
2話以降でテンポが戻ってくればなんとかなるかもしれないが、
この1話の時点で多くの視聴者が離れたことは 想像に難くない
アニメのおける酷すぎる1話ランキングというのがあるならば
トップ30くらいには入ってそうなほど、酷すぎる1話だった
個人的な感想:禁忌を犯しそうに…
私は普段、倍速再生をせず倍速再生自体は反対派だ。
だが、この1話に限っては本気で倍速再生したくなるほどのグダグダさだ。
1話だけだからこそ、倍速再生という禁忌に手を出さずにすんだが、
もし2話以降もこの調子なら私は禁忌を冒してしまうかもしれない…
悪夢だ。
CGのクォリティはともかく、せめてこの露骨な尺稼ぎが
2話以降にないことを切に願いたい。
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監督は有名な方なんですがねぇやる気ないのか、金がないのか、低予算なら低予算なりのアニメの作りがあるとおもうんですけどねぇ
それな
作品は悪いとは思いませんでしたよ。
そうですか、それはよかったですね。では。
小説、マンガ共に好きな作品だけに手抜き抜群な作りにテンション下がる。近年、新作アニメの低予算やCG多用による低クオリティが目立つ。
蜘蛛ですがなにか?のカクカクCG戦闘
転スラ第2期の第1期の映像を使用した無駄に長い回想シーン等々。
昭和、平成アニメは映像の使い回しはあれど物語に引き込む魅力があるのに最近のはただキレイなだけに感じる。
アニメは活かすも殺すも制作次第という感じでしたね。先入観なしに見ましたが、
テンポの悪さ(なんとか我慢できる)
ターン制の様な動きのない戦闘(ドン引き)
有り得ない長さの無音シーン(音声設定確認した人多いはず)
スマホ太郎、デスマ次郎以来の久々の外れ大作の予感・・・
1話切りした人も多いでしょうね。
まあ、色々と事情もあるのでしょうけど、ビジネスとして考えると愚かとしか・・・
後半マジで意味が分からなかった
何故BGMオンリーで通じると思ったのか
何がしたいのか全く分からなかった
マジ監督が無能すぎる
わかる
このアニメのファンのRuたんって言う人やばいじゃんw
クソアニなのか・・