評価 ☆☆☆☆☆(1点) 全12話
あらすじ 大昔、アフリカの西にあったアシャンティ王国の神おにゃんこポンは、この世の全ての精霊を創造し、精霊達は人間との仲介者としておにゃんこポンに仕えていた引用- Wikipedia
ヲタクとJKのカリスマは分かり合えない
本作品は京風とまと制作のオリジナルTVアニメ。
監督は菅原そうた、制作は京風とまと。
1話5分ほどの短編アニメであり、Youtube公式チャンネルなどで配信されている
見出して感じるのは「どうした京風とまと!?」という感覚だろう。
京風とまとといえば「JKめし」「クレーンゲール」「クリオネの灯り」といった
駄作アニメを生み出すことで有名な会社であり、
いかに低予算でアニメを作るか目標にしているような会社である。
私の心に深い傷が残っている。
JKめしでは心底つまらないうえに2クールという苦行を味わい、
二作目のクレーンゲールはJKめしより更に面白くないのに2クール。
クリオネの灯りは、その2作を超えるほどの駄作と作画崩壊ぶりを見せつけてくれた。
凄い製作会社だ(苦笑)
しかし、この作品の1話冒頭はまともだ。
「おにゃんこポンおにゃんこポン
他のコミカルなキャラクターに自分のマントを自慢するというシーンなのだが、
京風とまとにしては「見れる」レベルであり、
3DCGで制作されてるからこそ作画もまともだ。
監督を努めている「菅原そうた」さんはgdgd妖精などでおなじみの方であり、
短編アニメを作るのがうまい監督だ。
声優のラジオようなアニメを作る傾向もあるが、
京風とまとの作品の傾向とは似通っている部分もあり、
1話の冒頭だけ見れば「ようやく京風とまとがましになった」と思える。
しかし、その安堵は簡単に崩壊される。
「おにゃんこポン」という神様キャラクターの日常が描かれるのかと思いきや、
舞台は日本の女子校である。
人間のキャラクターの作画は「3DCG」にも関わらず質が悪い。
ニコニコ動画で素人がMMDを使って作る動画レベルの動きとクォリティだ。
「おにゃんこポン」は神様らしく人間の悩みを解決している。
女子高生が文化祭の衣装やダンスを悩んでいるときにおにゃんこポンが現れ、
謎のダンスを踊り、悩んでいた衣装とダンスが決まる。
これが1話の内容である、どこが面白いのだろうか?
シュールを超えた無に近い意味不明な内容であり、
「菅原そうた」監督らしいシュールな感じや
荒唐無稽なネタや内輪ノリが出ているわけでもない。
ただただつまらない。
冒頭で描かれる「おにゃんこポン」の日常はキャラクターデザインもあり可愛らしい。
だが、本編ともいえる女子高生たちのお悩みパートになると
途端にCGのレベルも話のレベルも下がり、女子高生たちがオニャンコポンたちと
踊って終わる。本当に無表情で見終わってしまう。
どうやらこのアニメには「女子高生のカリスマ」というオタクとは無縁の
ユニットがプロデュースしているらしく、
その方たちが「ダンス動画」で人気を博しているらしく、
そのせいで毎話面白みのかけらもないダンスシーンを見せられる。
これでせめて3DCGの質が良ければダンスシーンで面白さを感じられたかもしれない。
だが、肝心のダンスの作画が酷すぎてMMD動画のほうがマシと思えるほど質が悪い。
ダンスの振付も酷い。
びっくりするほど簡単でレベルの低い振り付けだ。
覚えやすい、真似しやすいダンスといえば聞こえは良いが、
簡単すぎる動きを繰り返すダンスは見ていて純粋につまらない。
NHK「おかあさんといっしょ」の番組内で流れてる番組だったら
ようやく理解できるレベルのクォリティの低さだ。
総評
全体的に見てさすがは京風とまとという駄作ぶりだ。
監督が菅原そうたさんになったことで短編アニメとしての質が上がるかと思ったが、
JKのカリスマや京風とまとの制作能力の低さでは、
菅原そうた監督の力量も全く発揮できておらず、
1話から最終話まで似たようなことの繰り返しのストーリーは全く持って面白くない。
想像でしか無いのだが、冒頭の「オニャンコポン」の日常は
菅原そうた監督らしさをすごく感じるのだが、
女子高生の日常パートになるととたんにクォリティが落ちて
菅原そうた監督らしさがなくなってしまう。
それを考えると菅原そうた監督が作ったのは冒頭だけなのでは?と感じてしまう。
この作品で唯一の利点は声優がやや豪華な点と
Youtubeで無料で見れるというくらいだろう。
あなたもぜひ、1話だけでも見てほしい。
京風とまとという会社の酷さが分かるはずだ。
https://www.youtube.com/channel/UCEQVXMPWlSpMWCqu4A6TMuw
個人的な感想
個人的には1話冒頭だけは期待感がすごかったのだが、
結局はいつもの京風とまとだった。
クリオネの灯りよりは見れるレベルではあるが、
もうここまで着たらクリオネの灯りを超える酷いクォリティのアニメを作って欲しい。
京風とまとに期待にするのはそこだけだ。
作れば作るほどクォリティが落ちていく京風とまと、
次回作があるならどれだけまたひどくなるのか、
逆に楽しみである。目指せ!クリオネの灯り超え!(苦笑)
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