あらすじ 誰もが知る歴史的な局面、何気ない日常など、様々な場面の戦国武将たちを、動物に例えて描き、日本の歴史で遊んじゃうアニメーション番組引用 – Wikipedia
すごーい!きみは武将を動物にするのが得意なフレンズなんだね!
鳥獣戯画と書かれている通り、登場人物は全て動物であり、
巻物風のタッチと筆で描かれたような作画になっている。
見出して感じるのはシュールさだろう。
豊臣秀吉、徳川家康、織田信長などの武将が動物になっており、
彼らの歴史上の出来事と日常が淡々と描かれる。
演じられている声優さんもなぜか、中村橋之助さんや
若手の俳優さん達であり、プロの声優はキャラを演じていない。
プロが演じてないからこその演技の「普通さ」が、
シュールな笑いをより、シュールに仕上げており、
そこに、ナレーションで「林原めぐみ」さんが担当することで、
オチが生まれシュールさにより磨きがかかっており、不思議な笑いがうまれている。
鳥獣戯画風のタッチの作画もびっくりするほど動いているが、
動物であるがゆえにキャラの大きさに結構違いが有り、
サイズ感の違いのせいでキャラのよっては口の動きが見づらいキャラがいて、
どれが喋っているのかわからない場合がある。
まあ、誰が喋っているのか分からなくとも
名前が武将であるため、元々の人間性から生まれるキャラ性が出ており、
内容で判断はし易い。
ストーリー的に、実際の史実に基づいた話や武将同士の関係性から
生まれるストーリーなど、意外としっかりと武将を取り上げて、
ストーリーを作り上げており、
歴史をきちんと知っている人ならばしっかりと笑える。
(織田信長と森蘭丸のあのネタなどw)
全体的に見て非常に面白い作品だ。
鳥獣戯画という作風からは想像できないシュールなギャグ、
動物化した武将たちのクスクスと笑える日常と、
1話3分ほどで起承転結のスッキリとしたストーリー構成に成っており、
きちんと歴史の史実や武将の性格が反映されているのも面白い。
欠点らしい欠点はない。
高い評価はしにくい作品ではあるが、1話が気に入れば
最終話まで安定した面白さのある作品だ。
個人的には林原めぐみさんによるナレーションの
オチが毎回楽しみだった(笑)
2017年冬アニメとして2期も放映されているが、
大きく内容が変わるようなことはなさそうなので、
1期、2期あわせたレビューとします。
(一応、2期終わった後にレビューに加えることがあれば追記します)
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