本記事では「2016年夏」アニメの作品をランキング形式で
10作品紹介いたします。
2016年春アニメの放送作品数は50作品ありました。
そのうち、当サイトでレビューしたのは現在、25作品となります。
未視聴作品をレビューした後に、
私の中でのランキングに変更があった際は当ページも更新いたします。
2クール作品は2016春から放送し2016夏に終了した場合、
2016夏の作品として扱います。
それではおすすめ作品を1位から10位まで紹介していきますっ!
(画像をクリックするとレビュー記事へと飛びます)
1位 甘々と稲妻
早見沙織がヒロインを演じている。
はい、この一文で興味を持った方は今すぐ見ましょう(笑)
シングルファーザーな家庭環境で、とあるきっかけから
「手作り」の料理の暖かさを再認識し、
主人公とヒロインと主人公の娘とで料理を作る。
この3行ほどのシンプルな設定と内容が1クールという尺の中にぎゅ!っと
詰まっており、そのシンプルな部分を丁寧に制作が作り上げている。。
描かれる料理の数々の米1粒までこだわった「飯テロ」級の描写、
父と娘の親子愛、ヒロインとの先生という立場の主人公の淡い恋愛要素、
日常描写でほっこりと笑えるギャグ要素とバランス良く
素直に面白いと言えてしまう作品だ。
2位 NEWGAME
今日も1日がんばるぞい!なゲーム会社の日常作品。
このフレーズが有名になりすぎてしまった感じのある作品だが、
4コマだからこそのストーリーの区切り方が
1話1話の中で自然かつ見やすいストーリー構成になっており、
キャラクターの可愛さを味わいつつ1クールあっという間に見終わってしまう。
男性キャラが排除されているというある意味、極端な作品だが、
そんな極端さを感じさせない、しっかりとした面白さと
キャラクターの可愛らしさがある作品だった。
3位 ReLIFE
もし、社会人の知識と経験を持ったまま高校時代を送れたら?という作品。
大人の立場で高校生を見つめたときにどう感じるのかというのを
非常にリアルかつ生々しく描いており、
余計な設定を省きシンプルに描かれている作品だ。
特にヒロインの可愛さと最後に明かされる秘密が何とももどかしく、
強く2期が見たい作品の1つだ。
4位 Re:ゼロから始める異世界生活
突然異世界に召喚された主人公が、
「死に戻り」の能力を得てファンタジー世界で奮闘する話。
何度も「死」を経験し、時間が巻き戻る中で最悪な状況を回避し、
主人公にとっての理想な状況へと導く。
それ以外に主人公に特別な能力はない。
特別な能力はないからこそ、すべての可能性を試す。
主人公が話が進みに連れてウザくなってくるものの、
それに比例するようにヒロインが可愛くなっていく(笑)
タイムリープという要素を非常にうまくいかしており、
そこに魅力的なヒロイン達を2クールの中で丁寧に描いている、
ある意味ラノベ原作らしい作品だった。
5位 91days
1920年のイタリア&アメリカのような街を舞台に
主人公がマフィアへと復讐をする話。
世界観と雰囲気が非常によく「ゴッドファーザー」をアニメで描いたような
マフィアの抗争や渋い物語はじっくりと楽しめるストーリーになっている。
大人がお酒とともにゆっくりと見たくなる、
見終わった後に本当に一本の洋画を見終わったような感じのする、
味わい深さのある作品だ、
6位 この美術部には問題がある!
ヒロインが可愛い。
ただそれだけの作品とも言えるのだが、その可愛さが本当にたまらない(笑)
ストーリーや設定に派手はなく日常青春モノだが、
内容が地味であるがゆえにヒロインの可愛さが際立っている。
こだわりまくっている絶対領域の描き方も見どころだ。
7位 モブサイコ
クセの強いキャラデザと超能力という要素、
そこに「ボンズ」という製作会社が携わることで生まれる、
骨太かつ地味ではあるが、その地味さがみぞおちに響くような
面白さに変わっている。
1話では面白さを感じられないかもしれない。
しかし、話数を重ねるごとに面白さも積み重なってくるような作品だ。
8位 アクティヴレイド 機動強襲室第八係 2nd
パワードスーツによる犯罪に対抗する警察組織を描いた作品の2期、
1期はどうにも面白さのハードルが上がりきらずおすすめしにくかったが、
2期では1期の欠点を勢いとキャラ描写を軽くすることでカバーしており、
非常に見やすい作品になっている。
パワードスーツによる戦闘なのに最終的には宇宙まで行ってしまうという、
やや強引なノリの良さも生まれており、
このノリと面白さが一期からあれば・・・と思ってしまうのだが、
今から見る方は2期から面白くなると思ってみてほしい。
9位 クロムクロ
PA.WORKSによるロボットアニメ。
サムライミーツガール的な青春要素が強く、
ロボットアニメとしてみるとやや肩透かしを食らうが、
2クールという尺を存分に活かしたキャラクターの成長は
PA.WORKSらしい青春アニメに仕上がっている。
序盤から中盤はピンとこないかもしれないが、
終盤まで見ると面白かったと思える作品だ。
10位 クオリディア・コード
世間では完璧にダサく扱いされている本作品、
だが私はこの作品を嫌いになれないのだ(笑)
作画は1話から常に不安定、それなのにもかかわらず
壮大な世界観と設定、この作品は大丈夫なのか・・・?と1話から
見ている側を不安にさせる。
しかし、駄目な子ほど可愛いではないが、
不思議とそのダメさ加減に妙な愛着がわき、
こんな壊滅的な作画にも関わらず「ストーリー」が
意外としっかりしている為見れてしまう。
予算があれば化けたかもしれない、名作の可能性を秘めた駄作だ。
2016年夏アニメ総評
2016年夏アニメは「なんでアニメ化したんだ?」という作品が多かった印象です。
D.GrayManHALLOWや、初恋モンスター、タブー・タトゥー、
スカーレットライダーゼクスなど、
コケる前提で作っているんじゃないか?と感じるような内容の作品が
非常に多かった。
しかし、その反面でNEWGAMEや甘々と稲妻、この美術部には問題がある!など
ヒロインの可愛さが光る作品もあり、
91daysやReLifeなどしっかりとした面白さを感じられる作品もありました。
こういうしっかりと芯のある面白さのある作品が、
きちんと売上につながるようなアニメ市場になればな~とひしひしと感じます。
強烈な作品としては忘れもしない、忘れたくとも忘れられない
「レガリア」でしょう。
アニメ業界というものを舐め腐った監督が
「4話」まで放送して1度作り直し、9月にもう1度1話から放送するという
前代未聞のありえない事をやってます。
1話だけ落として総集編を泣く泣く入れることになった作品も多く、
最終話だけ後日という作品もあります。
どの作品も厳しいスケジュールの中で仕方なく、総集編や後日放送という
スタイルを取っています。
そんな中で4話まで作って「やっぱりなしw」という意味不明かつ、
作り直した1話~4話も対して変わっていないというバカバカしさ、
名作か駄作か以前の問題です。
作り直したにも関わらず9話からの詰め混み具合は目も当てられませんでした。
登坂晋監督が今後アニメ業界にかかわらないことを願います。
怒るのははここまでにして(苦笑)
まだ見ていない作品ではベルセルクとラブライブ!サンシャインが気になってますが、
ラブライブはどうにもファンの熱が強すぎて、
正直レビューした後のファンからのコメントが怖いので、
もう少しファンの熱が冷めるまで寝かせたいと思います(笑)
来季も、拙いレビューではございますが読んでいただければ幸いです。
この作品をどう思いましたか?あなたのご感想をお聞かせください