あらすじ うらら達は謎の生物・アニまるに自分達の世界を助けて欲しいといわれる夢をみる。その彼女たちの前に突如怪人が出現、夢の中に出てきたアニまるが現実に現れ変身アイテムを渡され、伝説の戦士なりあ☆がーるずに変身する。更にナリアのパワーを集めるためにアイドルもすることに。引用 – Wikipedia
もう、石ダテコー太郎作品は飽きた
みならいディーバと同様に生アニメと謳っているアニメであり、
1話10分ほどの作品。
アニメーション自体はモーションキャプチャーを
利用して作られているのだが、
キャプチャーをしている声優さんの動きのせいもあるのだろうが、
若干荒いうえに硬い。
みならいディーバですでにモーションキャプチャーによる生アニメは
経験済みなため、そこにアニメーションとしての面白さや斬新さは感じず、
面白さは薄い。
そして内容、みならいディーバやgdgd妖精などを見ていた方は
すでに御存知の通り「声優さんのラジオ」的な要素の強い作品だ。
ゆえに出ている声優さんたちのキャラクターやアドリブ力が
作品の面白さに直結する。
みならいディーバでは村川梨衣、山本希望という
キャラクター性ときっちりと喋れてアドリブ力のある声優さんだからこそ
番組として成立していたのだが、本作品の場合は出ている声優さんは新人だ
新人声優にここまでアドリブ力の必要な内容を任せるのは酷であり、
精一杯頑張っているのは伝わるのだが、元気の空回り感じが非常に強く、
本人たちは盛り上げようと必死でガヤガヤしているのだが、
特に序盤はから回っている感じが強い。
みならいディーバと比べると魔法少女&アイドルのストーリーが一応あり、
「お題」や「ネタ」や「お遊び」が少ない分、
魔法少女モノのストーリーで作品を成立させようとしているのだが、
中途半端にストーリー性をもたせようとして、
各話のストーリーに引っ張られて新人声優さんたちのアドリブもうまく跳ねない。
ただ中盤以降で新人声優さんたちが慣れた感じもあり、
笑える部分が増えてくる。
特に桑原由気さんのアドリブは唐突かつオヤジギャグ的なものを
さりげなく入れてくるため、悔しいかな笑ってしまった(笑)
それだけに変にストーリーを付けず、
ネタやお題などgdgd妖精系の要素がもっと強ければ、
新人声優さんたちが自由にそれぞれの面白さを
もっと引き立てられたかもしれないだけに残念だ。
全体的に見て、もう石ダテコー太郎作品自体が飽きてしまった感じがある。
似たようなパターンの作品を声優を変えて続けているだけであり、
この作品はそれが顕著に出てしまっており、
石ダテコー太郎作品の欠点が強くなってしまっている。
肝心の本編よりも各話にでてくるゲスト魔獣=声優による
一言コメント的なアドリブシーンのほうが面白く、
大橋彩香、西明日香、保志総一朗、小松未可子、杉田智和、阿澄佳奈など
実力は声優が出ているだけに余計に新人声優たちによる
本編の微妙を際立たてしまっている。
ニコ生で放送されていた作品なだけにコメントや実況とともに見れば
人によってはそれなりに楽しめるかもしれないが、
流石にコメントなしだと厳しい作品だ。
今から見る人はDアニメなどで見るのではなく、
ニコニコ動画のコメント付きで見たほうが楽しめるかもしれない。
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