あらすじ E.R.2035年。突如現れた巨大生命体「フィアレム」に対し人類は敗北寸前にまで至る。大量導入した戦闘用アンドロイドも通用しなかったことから、細胞成長因子による生物巨大化技術を軍事転用し、人類を巨大化させてこれに立ち向かうことにした。
引用 – Wikipedia
1話30秒!?しかし、意外と見れてしまう。
監督は和田純一、制作はサテライト。
1クールの作品だが1話あたり「30秒」しか無い。
テレビではCM枠で放送されたが、ニコニコ動画で全話無料配信している。
始まってそうそう、えらく壮大な世界観が描かれる。
1話あたりわずか30秒しか尺がないにもかかわらず、
壮大過ぎる世界観は2クール作品のような雰囲気だ。
しかし2話以降はキャラクターデザインの可愛さを活かした
「日常描写」とその中で見られる女性キャラクターのフェチズム要素が目立つ。
足や胸など、わずか30秒しか無いにもかからず、
微妙なエロスにこだわったシーンの数々は30秒で終わるからこそ、
妙に印象に残る。
女性キャラクター同士の若干「百合百合」した描写や、
敵である巨大化生命体に対し、巨大化して戦うヒロインという
若干マニアックな要素まであり、
ちょっと作品は古く知名度もあまりないが「UG☆アルティメットガール」を
彷彿とさせる内容だ。
あくまで30秒しか無い上にはっきりいって宣伝アニメだ。
しかし、その30秒の中で女性ヒロインの可愛らしさと世界観、
フェチズム的セクシー要素の数々をきっちりと描くことによって
意外と「見れる」作品に仕上がっているのは驚く所だろう。
全体的に見て30秒しか無い作品ではあるが、
短い尺ではもったいないと感じるほど素晴らしいキャラクターデザインと、
巨大生命体に対して「巨大化して戦う」という一部マニアに受ける要素、
しっかりとこだわって描かれるセクシーシーン、
わかりやすいストーリーと1話30秒の中で意外とうまく1つの作品を作り上げている。
原作ゲームが流行れば1クールのアニメになったりするかもしれない。
このクォリティで描けばそこそこ売上は望めるんじゃないか?と思うほど
いわゆる「売れる要素」がきっちりと詰まっており、
見たあとに原作ゲームにもきっちりと興味を持てる内容になっている。
しかし、肝心のゲームが配信延期中で2016年秋に配信予定だ。
せっかく宣伝アニメとしてそこそこ完成度の高い作品に仕上げたのに、
その宣伝効果がきっちりと活かしきれていないのは残念でならない。
配信が開始したら私も遊ぼうかと思っているのだが、
果たして秋にちゃんと配信されるのだろうか・・・(苦笑)
1話30秒で見ていない人も多いと思うが、
試しに3話くらいまで見てみると最終話まで一気に見てしまう作品だ。
サービスが正式に開始し、大ヒットし来年の夏くらいに
正式に1クールのアニメとかになることを期待したい。
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