2012年春、鷹の爪団はその数ヵ月前から謎の失踪を遂げていた。巷で出回る自然消滅論に憤るデラックスファイターは、寂しさのあまり鷹の爪団のアジトを訪ねるが…。
島根は鳥取の左側
映画も4作品も公開され、更にスピンオフまで作成されるという長期シリーズ作品だ。
更に今作は「NHK」で放映されるという意味の分からない展開だ(笑)
これだけ長期に続くのもある意味奇跡だが、まさかNKKで放映されるとは・・・w
本作品最大の特徴は1話辺り5分になったというところだろう。
これまでは10分~15分の短編だったが、更に短くなった
その分、話数は伸びて全38話となっている
5分になったことでテーマを絞りギャグも絞りすっきりとテンポよく進んでいく。
相変わらず爆笑とまではいかないが、クスクスっとした笑いに繋がっている
ただ5分という短さだからか、話によって当たり外れが目立つ。
面白い話はとことん面白いのだが、おもしろくない時はとことん面白く無い(苦笑)
しかしながら5分という短さを活かした起承転結のしっかりしたストーリーもあり
逆にこの当たり外れを楽しむという新しい楽しみが生まれている。
「今回の話は面白かったな」「今回の話はつまんない」「今回の話は・・・微妙だった」
というように短編アニメだからこその当たり外れの振れ幅を楽しむことが出来る
そんな短編だからこそ「一発ネタ」のような「怪人」がどんどん生まれる。
新卒怪人シンソツシャー、怪人大工さん、みちばた十八郎、省エネ怪人LED、怪人産地直送etc…
はっきりいって一発ネタではあるものの短いからこそ生まれる怪人たちは
ユニークかつ社会風刺が聞いていたりする場合もあり、秘密結社鷹の爪らしい内容だ
更に終盤、ラスト3話だけは全3話の話で最終話にいたっては10分になっており、
3期を終わらせるためのストーリー展開ではあるものの内容は面白い。
1期や2期、映画などでお馴染みのお約束を散りばめ、
それまで登場しなかった「大家」さんの圧倒的な存在感や
デラックスファイターのかっこ良さが光る。
全体的に見て1期、2期に比べて短編になったが、その分面白さが圧縮されていた
1話5分という短さのおかがでテンポよく見やすく、あっというまに38話見終わってしまい
終盤の展開も鷹の爪団のが好きだからこそお約束な展開の数々が思う存分、楽しめる
欠点を言えば当たり外れの大きさだが、それも5分で終わるため気にならない。
定期的に変わるED曲も全て吉田くんが謳っているがコレが妙に耳に残る・・・(笑)
これまでの秘密結社鷹の爪を見てきたのなら間違いなく3期も楽しめる内容だ。
この作品から見始めても問題はないと思うが、終盤のお約束展開を考えると
1期や2期を見ていたほうがより楽しめるかもしれない
4、5時間でさっくりと見終われる作品なので
気軽に見れる作品をお探しの方は1期からぜひ見ていただきたい。
なお現在4期が同じNHKで放送中、更には公式サイトではウェブアニメも展開されている。
鷹の爪団の益々のご活躍、ご健闘を祈ります(笑)
FROGMANも大変だ・・・w
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