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ドラゴンボールZ 復活のフュージョン!!悟空とベジータ

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評価/★★★★☆(63点)


DRAGON BALL THE MOVIES #12 ドラゴンボールZ 復活のフュージョン!!悟空とベジータ [DVD]

制作/東映アニメーション
監督/山内重保
声優/野沢雅子,堀川亮,草尾毅ほか


あらすじ
普段のように天国と地獄の管理を行っている閻魔の館で一人の若いサイケ鬼が地獄行きの魂を浄化するスピリッツロンダリング装置のタンクを換え忘れた。満タンになったタンクからは悪の気が漏れ出し、サイケ鬼の体を媒介に、怪物ジャネンバに変化。同時に閻魔の館は結界で封じられてしまい、あの世とこの世の秩序がめちゃくちゃになってしまった。この世ではフリーザなど、かつて倒した悪人達が復活し大混乱。悟飯、悟天、トランクスらが応戦するが、根本的な解決法が分からずにいた。




これぞ究極フュージョン


本作品はドラゴンボールZとしては12作品目の劇場作品。
久しぶりに悟空が主人公の映画作品となる
時系列的には魔人ブウ戦の最中らしい。

基本的なストーリーはアクション。
天国であの世一武道会に参加していた悟空、
そんな戦いの最中、突如謎の結晶体がリングに現れる。
原因は閻魔大王に何か会あたことらしく、あの世とこの世のがおかしくなっていた
閻魔大王の元へ行くとそこには「ジャネンバ」という怪物が居た
というところからストーリーが始まる

序盤から中盤まで明るいシーンが多い。
今回の敵である「ジャネンバ」は魔人ブウのような外見をしており
子供のような性格のため攻撃方法も明るく、だが手強い。
悟空の攻撃をもろともしない強さと外見のギャップがうまくいっており
この敵にどうやって勝つのかという期待感も高まる。

また今回はあの世での話なのだが、きちんと地球側のストーリーも描かれる。
あの世とこの世がおかしくなってしまったことで死んだ人が生き返るという現象が起き、
その現象に悟飯や梧天、トランクスが立ち向かうという内容だ。

生き返った中には「フリーザ」もおり、彼が青年の悟飯を見て一瞬驚くが
向かっていき、簡単に倒されるという展開はファンサービス的なシーンでもあるが面白く
その反面、パワーインフレしまくってることを実感する。

ゴテンとトランクスは蘇った死者を倒していくのだが、
彼らのシーンだけは「コミカル」に描かれており、
縁を太くしてまるで漫画の1シーンのようなシーンで描いているのが特徴だ。
きちんとフュージョンするシーンも有り、見せ場がきちんと作られている。

そして表題の「悟空とベジータ」のフュージョン。
ジャネンバが変身して超サイヤ人3でもかなわなく、
仕方なくフュージョンするという展開は物語の流れとしてもスムーズで、
最初のフュージョンは失敗するというお約束な展開も笑える(笑)
失敗した「ベクウ」の太って小さい姿の二人は強敵を目の前にしてピンチのはずなのだが
なんとか30分耐えるというシーンもコミカルに描かれている。

そして成功するフュージョン。
外見はほぼ悟空だが圧倒的な存在感や、そこからのあまりにもあっさりとしているが
それほど「強い」と感じるゴジータの戦闘シーンは印象的だ。
悟空とベジータのフュージョンの強さは長い戦闘シーンでの描写は似合わず
短いシーンで傷つかずに戦い終えるという描写になっており
もう少し見たかったと感じる反面、それほど強いんだと感じる。

全体的に見て「劇場版ならでは」の面白みを感じることの出来る作品だ。
あの世から蘇ったフリーザや、悟空とベジータのフュージョン、
劇場版ならではの面白みをストーリーの中に織り込んでおり、
複雑なストーリーではなくストレートなストーリー展開で50分にまとめていた。

ただ欲を出すならば、もう少し敵キャラの復活があっても良かったのではと感じる。
それこそ歴代、様々な敵キャラが居るドラゴンボールなだけに
喋るのが「フリーザ」だけというのは若干物足りない。
作りようによってはきちんと悟飯VSフリーザや
梧天&トランクスVSセルなどの展開もできたはずだ。
もちろんパワーインフレは起きているが、あの世で修行してるから
同じくらいという風にもできたはずだ。

キャラクターもピッコロやクリリンなどは出ないため、物足りない感じも強い
基本的なストーリーはよくまとまっていて見どころもきちんとある作品なのだが
少し物足りなさが残ってしまった作品だ。
50分という尺の短さの都合上仕方ないとも言えるが、よくまとまっているだけに
見終わった後のもう少し見たかったと感汁部分が多かった。

なお、本作でフュージョンをやったため原作では「ポタラ」という形式で
悟空とベジータの合体になったらしい。

「」は面白い?つまらない?

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