ある理由から脱走していたアーンヴァルMk.2は、追手のストラーフMk.2との交戦で損傷し、機能停止してしまう。ごく普通の少年であるツバサは、機能停止し公園の木々に埋もれていたアーンヴァルMk.2を助け、かぐやと名付けるが、それによってツバサは大きな陰謀に巻き込まれていくのだった…
TVアニメ版よりは面白い
原作はプラモやゲームなどで展開されている作品
本作品の後にテレビアニメ化もされたが、本作品は
ダウンロードコンテンツとして配信され、後にDVDがコナミスタイル限定で販売された
基本的なストーリーはロボット萌え。
主人公であるツバサは引っ越してきて友達がいなかった
そんな彼が帰り道に壊れた「武装神姫」を拾い、直した
彼は彼女に「神姫」と名付け自身の神姫とした・・・
というところかストーリーは始まる
見だして感じるのは作画の質の良さだろう。
1話5分×10話という1時間の尺もない作品ではあるのだが作画の質が良く
初っ端の激しい戦闘シーンや神姫とマスターとの日常もよく描かれており、
その後の戦闘シーンも5分アニメとは思えないほどレベルが高いアクションシーンだ
しかしストーリーが詰め込み過ぎだ。
5分×10分という尺は最初から分かっているはずなのだが、
設定だけで言えば夕方の5クール以上のがっつりな子ども向けアニメの内容になっており、
詰め込みすぎて物語を大きくしすぎている印象だ。
確かにストーリー自体は50分でまとまっている。
だが、色々と疑問に残る内容も多く、もう少し設定を削っても良かったのでは?
と感じる部分もかなりあった。
全体的に見てファン向けとしてみれば手堅いアニメ化といえるだろう。
レベルの高い作画で描かれる戦闘シーンとかわいらしい武装神姫たち
王道で子ども向けではあるが夕方アニメのようなノリのストーリーと
面白みを感じる部分は多くある。
その反面、設定の詰め込みすぎは物語をすっきりと楽しめない要素になっていた。
特に終盤で主人公の装備品が出てきたり、アンドロイド的なものが出てきたときは
あまりにも急展開すぎて若干ついていけなかった。
だが、この内容できちんと夕方アニメの子ども向けアニメとして放映すれば
「武装神姫」という作品はモット人気がでたのではないだろうか?
この作品後に作られた深夜アニメの「武装神姫」はキャラ萌えアニメになってしまっており
出来栄えで言えばこの作品のほうが上だ。
素直にこの内容を夕方や朝アニメとして放映すれば・・・と色々と残念だ。
今後、武装神姫がどういった展開になるのか、またアニメ化されるのか?
武装神姫をプロデュースしてる人が若干方向性を間違えている気もするが果たして・・・
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