街中に突如として現れた巨大生物を狙う少年・テツは、ふとしたことから同級生のユキに自身の秘密――センコの存在を知られてしまう。センコの変身能力に興味津々のユキは「口止め料」として、車に変身したセンコに乗せてもらうことに。
個人製作だから大変なのはわかるが・・・
本作品は宇木敦哉氏が原画や動画、仕上げ、背景(一部は外注)、
動画の取り込みなど全て一人で作り上げた作品。
30分という短い作品だ
基本的なストーリーは・・・SFでいいのだろうか?
ユキという中学生は学校においてあった自転車が動いたのを見た、
その自転車に触れようとすると「テツ」が止めた
しかし、ユキは目が出てきた自転車に思わず手を触れると
それは突然、奇妙な生物へと変化した。という所からストーリーは始まる
まず気になるのは背景だろう。
一人でやるのが大変だったのはわかるがあからさまに背景は手を抜いてあり、
背景に人物などが「浮いている」印象を受けた
その分、人物や奇妙な動物作画のレベルは高く
奇妙な生物同士の戦いは「ぬるぬる」動き、戦闘シーンは面白い。
しかし、ストーリーは壊滅的だ。
30分という尺だから仕方ないのはわかるが、
なぜ彼らが戦っているのか、あの生物たちは何なのか、
説明がほとんどされず、その割には30分という短い尺なのに
淡々としたストーリー展開をしておりグダグダだ。
設定自体もどこかで見たことのあるような印象が強く、
「30分でいい作品を見た」という印象よりも
「これで終わり?」という印象がしか残らない。
これが1クールないし2クールのアニメの1話なら問題ない。
今後話をどう展開していくのかと機になるような感じではあるが、
個人制作での1話しかない話と考えるとあまりにも投げっぱなしにしてる部分が多い
せめて1時間あれば話にある程度の結末が出来たかもしれないが、
30分という尺では短すぎた印象だ
全体的に見て確かに個人制作でここまでのレベルのものをつくり上げるのはすごく
ところどころに面白そうな部分を感じる。だが、感じるだけだ
感じた後にそれを実感するようなシーンや演出がなく、
面白くなるまえに30分が終わってしまったという感じだ。
一応続編の情報も2010年に確認されているが、まだ発表されていない。
個人的には期待したいのだが・・・果たして・・・・