11歳の元気爆発少女・桜庭ちとせは、学校の隣の村役場に勤めるお兄さんに激ラブ中。暇さえあれば、周囲の迷惑かえりみず、役場に突進してはお兄さんに飛びつく毎日。
そんなちとせと親友たち、担任教師、また役場のお兄さんの上司など、ちとせに負けず劣らずの個性的な面々が繰り広げるドタバタを描く。
同人作品以下
本作品原作は4コママンガな本作品。
2012年夏アニメの「ミニ枠」で1話3分前後だ。
なお2クールあるようだが、私が1クールで終わりと勘違いをたため
珍しく全話見る前にレビュー。
基本的なストーリーはコメディ。
主人公である「ちとせ」は11歳で元気な小学生
ある日、学校の隣の村役場に勤めるお兄さんに恋をする
彼女のそんな日常ドタバタを描く
見だして10秒で本作品の見る気を無くす。
異様に下手な演技と個人的には気持ちの悪い声室な少女が
物語の設定を喋り出すのだが、本当に「誰だこの声優!?」と
苛立ちつつ調べたらAKBな方で、余計に見る気を無くす(苦笑)
別にAKBでもいい、文句は言わない。
だが最低限の演技や才能としての声質がなければ、
プロの声優さんに対しても失礼だ。
なお、ドラマCDでは堀江由衣さんだったようだ。堀江由衣さんがよかった。(苦笑)
ストーリーに関してはドタバタコメディはあるのだが、異様なまでにテンポが悪い。
1話3分の話で「テンポが悪い」という印象を与えるのはある意味すごいが、
3分の中で会話量が少なく、変な間や演出による時間稼ぎもあり、
1話3分なのにモット長く感じてしまう。
ミニ枠で4コマならテンポよくというか、早すぎる位なのが普通なのに
ここまでテンポの悪いミニ枠作品は初めてだ
オチも恐ろしく弱い。
「え・・・今の落ちたの?」と思うほどのオチでストーリーの内容も
本当に大したことがない。
日常物という感じではなくコメディ作品なのにここまで
オチがなくストーリーのインパクトもない作品はある意味すごい。
ストーリーの弱さは本来テンポの良さや声優さんの演技で
カヴァーできる話なのだが、本作品はそれすらしない。
テンポは悪い、主人公の声優はヘタ、ストーリーは弱い。
わざと面白くない作品を作っているのだろうか?と思うほど出来が悪い
また作画に関しても何年前の子供向けアニメだ?という
キャラクターデザインと作画で予算の低さが伺える。
崩れるということはないが、崩れたほうがよっぽどネタとして楽しめる。
キャラクターに関しても感情移入や可愛いという感情は一切わかない。
そもそも、主人公である「ちとせ」が惚れているはずの「柏原 宏志」が
序盤から殆ど出ず、たまに思い出したかのように出る。
掘り下げなんてものはなく、キャラクターの魅力はない。
全体的に見て駄作だ。
AKBを出すためだけにアニメ化しました!という名目なら納得できるほど
浅すぎる完成度は、本当にプロが作った作品なのか疑う。
大学のアニメサークルが同時活動の一環として制作しました!という
レベル・・・いや、それ以下の出来栄えだ。
てっきり1クールと思って録画したものを見始めたのだが、
調べたら2クールだった、こんなレベルの低い作品を2クールもやるなんて・・・
おなじみに枠の森田さんは無口やリコーダーとランドセルを再放送したほうがマシだろう
一応、もう1クール終わったら残り分を見るが評価は変わらないだろう
劇的に主役の声優を変更し、制作スタッフを総入れ替えという奇跡が起こったら
評価は変わるかもしれないが、無理だろう。
ここの所、ミニ枠はあたりの作品が多く、本作品も楽しみにしていたのだが残念だ。
次回のミニ枠に期待したいと思います。
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