天人(宇宙人)が来襲して、突如価値観が変わってしまった町、江戸。
宇宙人、高層ビル、バイクに電車などなど何でもありの世界で、変わらない“魂”を持った最後のサムライがいた――男の名は坂田銀時。
本気でバカを貫く
一期より約1年のブランクを経て放送が再開した
一応、一期との違いは「’ 」がついている、わかりにくいが(笑)
基本的なストーリーは1期の続き、
天上人と呼ばれる宇宙人が地球に攻めてきて、現在は共存している世界。
そんな中で万事屋として活躍する「銀さん」を主人公としたギャグアニメだ。
もはや、この銀魂をバトルアクションアニメや時代劇アニメなどというのは
不可能だ(笑)
銀魂と言えば、やばいネタやパロディネタをふんだんに練り込み
夕方アニメとは思えないコアかつマニアックなネタで
子供よりも、むしろ大きなお友達が楽しめるアニメとして人気のアニメだった。
2期ではその「やり過ぎな部分」を更に「やり過ぎ」ている。
正直言って伏字じゃないとここで書くのも無理なネタの数々だ
最も話題になったのは議員でもある「蓮舫」を一切ぼかさずに
いや一応目線に黒い線こそ入っているが、誰が見ても「蓮舫」とわかるキャラを
どうどうと登場させ、襟たってますよと突っ込んだり
バリカンで頭を刈らせたり、唐揚げをぶつけたり(笑)
もはや、やばいというよりは「危険」という言葉が的確なほど
放送中止にならないのが不思議なくらいのギリギリアウトなネタの数々だ。
確かに笑える、いや抱腹絶倒といいぐらいだ。
スタッフや監督の勇気を賞賛したい気持ちは山々なのだが、
実際真意はわからないが蓮舫ネタのあと一部局では放送休止(笑)
だが、このスタッフ総当りで原作通りに、いや原作以上に
銀魂という作品を創り上げたことは素晴らしい。
ギャグパートだけではなく、銀魂のバトルシーンの激しさも健在だった。
激しい剣劇で緊張感のある戦闘シーンを演出し、
「銀魂はギャグだけじゃない!」と言わんばかりの細かい動きと作画のレベルの高さは
夕方アニメとは思えないバトルシーンはジャンプアニメらしい
バトルアニメになっていた。
そのギャグとバトルが見事に融合していたのが、
「レンホウ」を描いたあの232話からの話だろう。
やばすぎる蓮舫ネタ、去年嫌になるほど聞いたACのCMパロディ、
そして、サンライズ制作だからこそ出来た「ガンダム」パロディ。
「ガンダムAGE」以上にガンダムをしていたと私は思っている
ガンダムの顔にこそモザイクはかかっていたが(笑)、
ガンダム戦闘シーンの激しさと動きはもはや「ガンダムAGE」を超えていた
更にはガンダムファンならば、歓喜してしまいそうな
古谷徹さんと池田秀一さんの出演。そして合体ロボ。
本当ならくだらないことだ、本当なら馬鹿げていることだ。
けれども、敢えて本気で作り上げたスタッフの力の入れ様は凄いしか言えない。
全体的に見て一期よりも面白くやばい(笑)
確かにシリアスストーリーになるとつまらない部分やしらけけてしまう部分もあったが
激しい戦闘シーンや所々に挟まれる銀魂らしいギャグが良い清涼剤になり、
ギャグストーリーでは徹底的にやりつくしすぎたギャグを展開していた。
本来なら銀魂一期とレビュー分けることを考えていなかったが、
一期以上にやばく、一期以上に面白く、一期以上に本気に作っており
書きたいことが1レビュー分できてしまった。
原作ストックがたまり次第、3期という形なのだろうか?
今後もクレーム覚悟で是非、続けて欲しい。
監督さんが離婚しようともプロデューサーの頭がなぜか坊主になっても
バカを貫く制作スタッフが私は大好きです(笑)
3期まってます。
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