なんという茶碗蒸し
前作ファイアボールの2期ではなく、新作という位置づけの本作品。
ファイアボールで登場したあの二人?とは少しだけデザインが違うが
同じ名前で登場しており、今回も絶妙な兼ね合いでわずか一話2分で
13話というストーリー構成、普通のアニメなら約1話分だ
基本的なストーリーは相変わらず
ドロッセルとゲデヒトニスのお嬢様と執事のロボットの城内での会話
前作よりもパワーアップしたと感じさせる3DCGはさすがはディズニーと言わざる終えない、
たかだか2分のアニメーションなのに繊細に描かれた
ロボット2体の動きと城内の背景は芸術の域と言えるだろう
本当に大画面で美しい絵は、コマ送りで見てもどれも豪邸に飾れるかもしれないレベル、
ここまで美しいい3DCGは一話2分という尺ではもったないとすら感じさせる
特に考えこまれたドロッセルの動きとポージングは見ていて純粋に楽しく、
ケデヒトニスの重厚な動きと機械らしい動き、
たった30分のアニメーションにここまで力を入れているのは他に類はない。
また今回のドロッセルも可愛い。
3DCGで描かれた白いロボットにすぎないのだが、
前作はツインテール、今回は・・・ポニーテール・・・?(笑)
それ以外にも違う髪型になっていたり、マントを付けたり、メガネを掛けたり
バイクに乗ったりと、野球をしたりと愛らしいキャラキターに仕上がっている。
2体の兼ね合いも前作と同じ乗りで絶妙であり、
言葉遊びとも言える2体のセリフは笑いと心地良さを産み、
全13話があっという間に過ぎていく。
最終話ではドロッセルが眠りに付くところで終わる、
裏では壮大なストーリーが展開しているように感じさせるセリフも
1クールの中でチラホラ出てくるのだが、全てを把握することはできない。
だが、そんな壮大なストーリーを敢えてきちんと語らずに
2体のロボットによるセリフの兼ね合いでストーリーを紡ぐというのが
ある意味、ディズニーアニメでありながら日本人が作った謙虚と江戸っ子のような粋を
感じさせる作品に仕上がっていた。
前作を見た方はぜひ混作も見ていただきたい、
前作を見ていない方もぜひ見ていただいた後に前作を見ていただきたい。
このファイアボールと言う作品がもっと世に知れて、
もっと多くの作品が作られたら私的には嬉しい事この上ない。
予算的にも技術的にも厳しいだろうが
サザエさんやドラエモンのように毎週必ず放映される作品の1つになってほしいな~と
感じさせるほど、面白い。
ずっと見ていたい、何回でも見たい。
純粋にそう感じさせる名作です。
3期あるかどうかはまだわかりませんが、あるとすれば是非期待したい作品です。
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ファイアボール チャーミング/ブログのエントリ
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チャーミングの最後、ドロッセルの改装シーンにツインテールのパーツが登場するのを見落とした人が多い様ですねえ(ボール状ユニットの左外側)