あらすじ 空気中のエネルギー「エナ」を利用した技術「亜法」によって文明を支える異世界ジェミナー。各国同士の覇権争いは続いているが、主な軍事力となる亜法動力で稼働する人型兵器「聖機人」は、それを供与する教会によって所有数を管理されているため、辛うじて均衡を保っていた。しかし、この世界に召喚された少年柾木剣士によって、今歴史が大きく動こうとしていた。引用 – Wikipedia
ハーレム王に俺はなる!全女生徒GETだぜ!
OVAとしては珍しく全13話で1話あたり45分と
実質2クールアニメのような作り方になっている。
監督は梶島正樹、制作はA.I.Cスピリッツ
監督の名前で気づいた方も居ると思うが、「天地無用!」とつながりがあり、
「天地無用!」を知ってれば楽しめる部分もあるが、
知らなくてもストーリー的にはそこまで問題はない。
見出して感じるのは梶島正樹らしい世界観だろう。
いわゆる「ハーレム」的な、主人公と女性ヒロインの関係性は、
天地無用!を彷彿とさせる90年代アニメの雰囲気を醸し出しており、
無垢な少年が異世界に突如召喚され、元の世界に奮闘すると言う感じだ。
ただ元の世界に戻るために色々とするのは序盤くらいで、
話が進めば進むほど異世界に慣れしたしんでいき、
かなりゆったりとしたテンポで異世界での学園生活が描かれる。
恋愛要素は底まで強くはない。というよりも主人公の助成に対する反応が
恋愛という概念を理解していない少年のような無垢な反応であり、
三角関係などのややこしい関係性はあまり描かれず、
いわゆる「おねショタ」的な年上のお姉さんにからかわれまくる少年という
感じの関係性が描かれる。
OVAらしくセクシーようもかなり豊富にあり、
主人公の「マッサージ術」であえぐ様など分かりやすいセクシー要素や、
主人公以外の男性キャラが別の女性キャラとの「事後」な雰囲気もあったりと、
セクシー面での要素はOVAらしいものがある。
女性キャラも非常に多種多様で、
女性キャラと男性キャラの割合的には8対2くらいの割合だ。
特に主人公が通っている学園は「聖地学園」と呼ばれる特別なもので、
聖機人と呼ばれるロボットを操れる物が多く集まっており、
その聖機人のパイロットは男性の比率が極めて低い。
必然的にハーレムが形成される要素をふんだんに含んでおり、
他の男性キャラに比べて主人公は反則じみたスペックになっている。
異世界から召喚されたものは例外がなく優秀なパイロットかつ、
「天地無用」の関係者に育てられた主人公の素質と人間性が、
いわゆる「俺TUEEE」系のパワーバランスになっている世界観だ。
ただ主人公は無垢少年であり、変な嫌味やクセがない素直なキャラクターだ。
だからこそ、物語前半の大量の女性キャラクターと
おねショタ的シーンの数々をニヤニヤと楽しむことができ、
最近の俺つえー系ラノベや異世界召喚作品に比べて変な違和感はない。
このあたりはさすが、梶島正樹監督という感じだろう。
しかし戦闘シーンに関してはややもっさりした動きが多い。
主人公の機体だけはかなり高速で動くのだが、
主人公との実力差を示すために他の機体の動きが遅い。
さらに言えば主人公の機体がエヴァっぽく(苦笑)
これが1999年頃に発売されたものなら、叩かれる可能性も高く
ややギリギリなロボットデザインだ。
エヴァの暴走モードにそっくりなシーンも有り、咆哮まであるおまけつき。
意識し過ぎにも程がある演出は、もう少し特色を出してほしかった所だ。
主人公だけが異常に強く、それにふさわしい敵が居ない。
俺ツエー系の作品では欠点になりやすい点だが、
魅力的な敵がおらず当て馬しかいない。
圧倒的な実力差があるとわかっているのに何度も分かっては挑む様子は
アンパンにおける「バイキンマン」を彷彿とさせるやられっぷりだ。
とあるキャラなど負けすぎてトラウマになって引きこもりになってしまう。
彼の小物っぷりや当て馬っぷりは、それはそれで面白いのだが、
最強の主人公に対してもう少し歯ごたえのある敵が欲しかった所だ。
全体的に見て、ハーレム、異世界召喚、俺TUEE主人公と、
3つの要素をうまく使いつつ1話45分なのにダレないストーリーのテンポで、
魅力あるキャラクターたちを楽しめる作品である一方で、
細かい設定のわかりにくさや強すぎる主人公などの欠点も目立った作品だ。
ストーリー的にもやや説明不足になっている点も多い。
ここらへんは天地無用シリーズに関連する小説などを読めば
分かる部分もあるのだろうが、見終わった後に
完結したのかしないのかわからない中途半端さ加減が残る。
続編を匂わすような要素があるのがやや欠点になってしまった。
特に序盤は元の世界に戻るために奮闘していたはずなのに、
最終的には一国の王にまで成り果てる主人公に対しては
「元の世界に戻りたいという気持ちはなくなったのか?」と思ってしまうほどだ。
もちろんハーレム状況なため男の本能的に帰りたくないのかもしれないが(苦笑)
欠点も目立つが面白い部分もきちんとある。
梶島正樹監督の作品が好きならば同じように楽しめる魅力があり、
ハーレムロボット異世界召喚俺ツエーと色々な要素が詰まった作品だ。
以前はOVAということで見るのがやや敷居が高かったが、
現在はNetflixなどでも配信しているため気軽に見やすくなった。
見終わると妙に印象に残る作品であり、
結末も学園のほとんどの女子生徒+殆どのヒロインが主人公ラブな状態で終わる。
ものすごい数の女性が主人公を求める姿は笑うしかない。
ある意味怖い絵面だが(笑)
続編を密かに期待していたのだが、
さすがにもう7年の月日が経っている事を考えると無理かもしれない。
そうなると匂わせまくりなラストが残念だ。
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本日このアニメをみおえました。
その後、このサイトに訪れました。
素晴らしいレビューでした。
ありがとうございました。
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主人公が女嫌いなの?といいたくなるほど何もしない
あの若さで既に女など不要といった悟りにでも達してるのかというほど
というかホモくさい主人公でした
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ロボット同士の戦いで剣士は不殺主義なのかわからないが昨今の主人公のように殺さずをやってました。
なのに敵のパイロットがなぜか鼻水涙まで流して怖がってるのが不自然すぎました。
エヴァのようにロボットにダメージいくと自分たちにもくるというならわかるんですが、攻撃された人達が後の話にも出てきます。
じゃあなんであんな怖がってたの??となってしまいました。戦闘パートはあまりオススメできないです。簡潔に言うとつまらないです。
というか戦闘いれずに学園ハーレム物にしておいた方がすっきりしていたと思います。
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この作品は天地無用とGPXなどを両方見た上で見たほうが色々と楽しめる作品です。順番に見ると余計にGOODってかんじで、その上 俺は知ってるぜ、ニヤリってできるシーンも多いです。
始まり方と終わり方に明らかに伏線張ってましたから、第二期があるのならきっとそこらへんを回収してくれると思うので、楽しみです。
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絵も綺麗だし、音もわるくない
だけど肝心の話の中身が空っぽ、これでは意味がない
思いっきりハーレムよりなのは、中身が無いので自信がなくそういうので誤魔化してしまった典型例だと思う
よくあるB級映画のヌードシーンと一緒
ようは取りたいシーンはあったが、客に伝えたいものは特になかったわけだ
>この作品は天地無用とGPXなどを両方見た上で見たほうが色々と楽しめる作品です。
オレ個人としてこういう言い訳は好きじゃない。
面白い作品はそれ単品で完成度が高く楽しめる
正確に言うと、作品は予備知識がないとレベルが低すぎてみていられない作品と言える。
ただ繰り返すけど、絵はとても綺麗だしOPの曲とかも好きだし、キャラも結構好き。主人公も見た目は好み。声優も上手い
ただ話の中身が本当に無い。だからこそイライラする
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ハーレム作品は一概にひとつのくくりにされてますけど、実際は色々な種類が存在しますよ、大抵はハーレム詐欺です 主人公がモテまくるけど最後は一人に決めるとか、主人公が鈍感系とかドジ系とか優柔不断だったり難聴だったり、臆病だったりで コピペしたようなキャラ作りが多いです。要するにキャラ作りが立体的でなく平面的な作品が多いのですよ。
そして天地無用シリーズの様に本物のハーレムになる作品は数も少ないです。しかし最近ハーレムものが増えてきてるのでハーレム好きな私は大喜び。ハーレム好きなら最近の作品ではハイスクールDxDは見ておいて損はないです、あれは寝取りますけど寝取られませんし2期までやってるの多分3期が来る予感がします エロ(おっぱいへの情熱が半端ないです)xドラゴンボール見たいな作品ですバカすぎて笑えます。あと 異世界聖騎士はテンポが少し遅いと私は個人的に思ってます、1.5倍速位にすればちょうどいいかな~。あと不思議なのはあの内容なのに異世界聖騎士は面白いです・・・・普通はもっと陳腐な作品になるはずなのに不思議です、作り手の実力を感じます。
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自分で小説を書いたことがあるのならわかると思いますけど。手を抜かずにパターン化させずにラブコメを書くには特殊な才能が必要です普通の人じゃ書けないです。簡単そうに見えるのは罠で実際書いてみると判ります、ほかの元と比べ物にならないほど難易度が高いです。他の分野は調べてストーリー構成やって設定を作り込めば凡人でも努力で面白いものが作れちゃいます。そこにキャラを乗せれば勝手に動くしハイペースで物語を進行させれば読み手はこれは面白いって錯覚してくれるので、比較的楽に書けます。特に戦争ものは簡単です、人間は本質的に理で動きますから戦争ものだと理由がつけが楽なんですよ、キャラの立ち位置さえ決めちゃえば楽だし、刺激も強いので読み手は飽きにくいです。会話のやりくりも容易に想像できるし、後は流れで作ればできちゃいます最近あった作品で進撃の巨神とかありますどうして面白いんだろうって考えて見ればカラクリに気がつくと思います。しかしラブコメのドタバタ漫才は段違いに難しいです、何故なら最低限でも恋愛とギャグとコメディの三つの要素が必要だから、恋愛については違和感なく書くのがとても難しく、見てる方を嫌な気分にしないように書くのは至難の技です(てか不可能)失敗するとヒロインが読者に嫌われます(ブリーチの織姫ちゃんの様に)、ギャグについては完璧に才能の世界です、・・・因みにシリアスギャグは簡単に書けます。一番厄介なのがコメディです あまり話を展開させずにキャラクター同士の会話で話を組み立てるのは難しいです、何かが同時進行置きてる方が遥かに楽です。そしてこれらの要因を混ぜてパターン化させないように書くとなると・・・・笑えない難易度になります。