評価/★★★☆☆(42点)
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あらすじ
3人の妹を持つ平凡な男子中学生・吉川春生。彼の通う学校に、
ある日不思議な雰囲気を持つ美少女魔宮あゆみが転校して来た。
その後、なんと春生の家にあゆみの姿が。あゆみはメイドとして住み込むことになったのだ。
魔女だらけのハーレムギャグアニメ
原作は漫画な本作品、放送当時は未完でしたが現在は完結しており連載も終了。
原作では乳首やらパンチラやらもあるようですが、
アニメにいたってはパンチラ程度の控え気味になっております。
基本的なストーリーはラブコメ・・・というよりもギャグに近いか?
魔法を使えない主人公の周りは、実は魔女だらけ。
3人の妹、生徒会長、突然やってきたメイド、
主人公に魔法がバレそうになったら記憶ハンマーで記憶を消しちゃえ♪
という感じ(笑)
序盤からテンションがおかしいアニメだ。
ありがちな突然○○系のラブコメの匂いをさせておいて、
平然と主人公をハンマーで殴り記憶を消すヒロインたち、
ヒロインの可愛さよりもキャラの強さや毒の強さが非常に強い。
特に妹の一人は主人公を幼い頃から洗脳までする始末
「お兄ちゃんと私はずっと一緒」とか寝ている間に何度も耳元で呟く妹なんかは
かなり強烈なインパクトを醸し出している。
だが、各キャラの個性は確かに強いのだが、掘り下げが甘く感情移入ができない。
キャラも多く、特に妹は3人いるが3人も必要かどうか謎なところだ。
実際問題、私は妹は一人でも十分ストーリーとして成り立っていると感じた、
確かに個性的だが、キャラに深みがないと言ってもいい。
インパクトは強いが大してうまくはない変わり種のラーメンのようだ。
ギャグ押しの内容ではあるが、ヒロインに萌えor主人公に感情移入できないラブコメでは
本筋のストーリーに置いてけぼり感をくらってしまい、
それを強いギャグ要素が後押ししてしまっている。
ある意味、ギャグがなければ非常につまらない内容になっていたのは明白だ。
特にシリアスなストーリーの時はそれが顕著に現れ、
変にシリアスなストーリーを入れないほうが、ドタバタギャグ系と楽しめたはずだ
シリアスの入れ方も非常に唐突で、キャラに感情移入できないので
どうでもいい感がかなり強く、単純につまらない。
最終話の展開も「時間の巻き戻し」という方法をとっていたが、
この方法はアリなのかナシなのかは微妙なところだろう。
原作が終わってない段階ということを考えると無難ではあるが、
同時に2期の可能性を潰しているようにも感じた
また全体に散りばめられているギャグも合う合わないがはっきりするだろう、
ハイテンションな内容はもちろん、パロディ要素もかなり多く、
ギャグが合えば面白いが、ギャグが合わなければ詰まらない。
好き嫌いがはっきりと分かれる作品ではある。
個人的に一度目見たときはそれなりに楽しめたが、
2度目見たときにはシリアスのつまらなさやキャラの深みの無さが顕著に合わられ
評価を下げることになってしまった。
ただ一度見る分にはインパクトの強さや、パロディ要素のはじけっぷりは
ツボに入るとかなり笑えるのでおすすめできる作品ではあるが・・・
何とも評価が難しい作品でした
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