☆☆☆☆☆(8点)
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あらすじ
プログラム化された現代の魔法が存在する世界。
東京は銀座を中心にした舞台でドジな主人公・森下こよみや、
最強の現代魔法使い・姉原美鎖らが繰り広げる物語である。
よくわからない現代魔法
原作はライトノベル、すでに完結しており
アニメは完結した後に製作されました。
ネット上でこの作品の評価は「よくわからない現代魔法」で統一されています。
基本的なストーリーはファンタジー。
パソコンで使用できる現代魔法と呪文を唱えることで使用できる古典魔法がある世界で
ドジっ娘な女子高生がとあるきっかけで魔法を覚えようとする・・・という感じ。
ただ、そんなことはどうでもいいくらい本作品は駄作だ。
ある意味、駄作にありがちなルールをしっかりと踏むあたりが今作の特徴ともいえるが
序盤、いきなり時系列シャッフルをかまします。
そのシャッフルがきちんとつながるのは6話、6話まではストーリー的なつながりが見えず
6話までは一切すっきりしない。
ストーリー構成を担当した人は大丈夫だろうか?(監督が兼任しているようですが)
TV放送時にこのシャッフル具合だったら、普通の人は一話ないし三話で見ることをやめるだろう
この作品を売りたい、面白くしたいというやる気が制作陣に一切感じない。
作品の悪い部分をわざと誇張してわざと店舗を悪くして、わざと面白くなく作る、
そんな意向があるかのようにも感じます。
時系列通りにやれば、それなりに分かりやすく観やすかっただろうに残念だ。
中盤からの話の展開も浮き足立っており、単純にいえば話がつまらない。
原作は人気が高い作品なのになぜこうなった?と思わせるほど、
見ていて面白いと感じることが殆ど無い。
基本的にはキャラに萌えるか、声優さんのファンでなければ視聴自体が辛い。
基本的に戦闘シーンも迫力がなく、もう見ていてどうでもいい作品に仕上がる。
剣の魔法の応酬やタライばかりで魅せる戦闘シーンがほとんどない
世界観の中心にある魔法についても、現代の魔法はプログラミングで実行ができ
過去の魔法は呪文で実行することができるというのはわかるのですが、
現代魔法にあるコードや設定の説明が薄すぎる、原作をみやがれってことでしょうか?
一応はED後に解説などをやっているのだが、本編中にやることはできなかったのでしょうか?
補足としてED後で説明するアニメはあるが、ED後に任せっきりな説明不足は
やはり制作側のセンスを疑います。
終盤の展開も本当はシリアスな設定やストーリーなはずなのに緊迫感がない。
話の流れはわかるのですが、詳細までは掴みきれず
「原作読んでね!」と言わんばかりの「よくわからない」の連続。
結局、作品に感情移入を一切できないまま終わってしまった。
作品全体で無駄にノーパンや微エロなシーンがあるが、それさえも評価できるレベルではない。
本作品で評価できるのは声優さんと、面白そうな設定のみ。
後はすべての要素をスタッフは駄作に創り上げてくれた。
再レビューに当たり、2回目の視聴になったが見ていて本当に辛かった・・・。
1年前の私がわずか9行の感想文しか書けなかったのも納得出来る内容だ
一度、この作品の監督に自分の作品を見なおしてもらいたいものだ
正直、監督である「黒田やすひろ」は才能無いかもしれない。
彼が監督する作品はことごとく外れ、原作の人気は高いのに駄作を創り上げてくれる。
私は今後この名前を見たら「この作品ヤバいかも」と悪い先入観を植え付けられるだろう、
出来れば今後、「黒田やすひろ」監督の作品が作られないことを願うばかりだ
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