な、なにぃ!?ばかな!?
アニメの方はまだまだ終わりそうがないので、映画の方をレビュー。
本作品はナルト10周年記念として公開された作品です。
基本的なストーリーは、全ての忍術を吸い取ってしまう敵を倒すため
カカシが自ら犠牲になり火の国を救おうとをする。
しかし、それを受け入れられないナルトが止めにいこうとするというもの。
ただ、全体的に物語がなかなか進まなく、言い争いのシーンが多い。
「犠牲」というキーワードが本作品のテーマであることがわかるんですが、
何回も「犠牲」「火の意志」という言葉出てきて、重みがなくなってしまっていた。
これは私だけかもしれないが
「どうせ放映中アニメの映画だし、カカシは死なないだろうな~」
という考えが頭にあり、ストーリーの流れを傍観してしまう形になっていた。
ストーリーの終りもご都合主義で終わってしまったのは残念。
忍術なら何でも吸えるはずのラスボスが、ナルトの必殺技は吸えなかったって・・・
う、うん・・・(苦笑)
どうせ吸えないなら、ナルトの必殺技よりも
九尾化したナルトのチャクラが吸えなかった!とかのほうが納得できたかもしれない。
カカシが犠牲になるかも!火の国がやばいかも!誰もかなわないかも!
とドキドキした1時間30分がご都合主義で台無しになってしまっていた。
しかし、子供向けとしてはわかりやすく熱いストーリー展開になっていたと思います。
要は、アラを探すような真似をしなければ無難に楽しめる。
更に忍術のシーンのレベルは流石に高い。
息をもつかせぬような高いアクションと動きが
「忍術」というものを細かく描写しており、熱い展開を予感させるものだった
また、意外な組み合わせの戦いが見れたのもこの映画の利点だろう。
我愛羅とナルトの戦いがもう一度見れるとは思わず、
過去の戦いを思い出させるような決着をのつけ方は
思わず、「おぉ・・・」と声に出してしまったほどだ。
個人的にはラスボスとの戦いよりも燃えてしまった(苦笑)
全体的に無難な出来栄えだ。
ナルトが好きな型なら十分に楽しめる出来栄えになっている。
ただ、最後のカカシとナルトの腐女子歓喜な台詞は必要あったのだろうか?(苦笑)
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