あの展開は意外だった!
ワルキューレシリーズの初のOVA、実質3期となる作品です。
OVAでは今まで出てこなかった皇女たちが出て来る。
ただ、この皇女たちの初登場はドラマCDらしく、
すでに登場人物たちとの関係性は完成済み(苦笑)
ドラマCDを聞いていない人にとっては「誰?」となってしまう
ただ、OVAを買っている層はドラマCDも聞いていると思われるので
ギリギリ、マイナス評価にはしませんでした。
基本的なストーリーは、ワルキューレと主人公の婚約が周囲の押しによって
本格化していき「結婚式」まで3ヶ月!という状況を基本に
ドタバタラブコメディを展開している。
全体的に作画の質も上がっており、一期と比べるとだいぶ見やすい出来栄えだ。
裸や下着などのシーンもあるので、そういうシーンに期待している方も
なんとか満足できる出来栄えになっている。
ストーリーの方はテンポもよく、ギャグも軽快に進んでいく。
好きなキャラクターが居るならば楽しめるストーリー内容や、
「ワルキューレ」のマリッジブルーなどもあり、意外にしっかりした内容になっていた。
ただ、やはり三期やってきても「最終話」の展開が強引すぎる。
三期もやはり強引にシリアス展開に持って行き、戦闘シーンで終わらせる、
その方法しか「最終話」としてのストーリー構成ができなかったのだろうか。
この三期目でせっかく本筋のストーリーであるワルキューレと主人公の結婚話がでて
結婚式もいよいよ!だったのに、結局は4期まで引き伸ばしやがる。
1期のレビューで書いたが、詳しく世界観や設定を説明しないことによる
後付やご都合主義展開が個々に来て悪い方向へ働いていた。
はっきりいって、海賊と伝説の王女の壁画なんて設定は居らなかった。
ただ最後の展開には流石に驚かされた・・・
ワルキューレが大人版と子供版にまさか分裂するとは(苦笑)
「分裂した理由」も謎で、ご都合主義全開の後付けパラダイスだった。
この設定が4期OVAにて生かされていることを願います。
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