★☆☆☆☆
明治維新後の京都が舞台。人と妖怪が共存し、何気ない日々を送っている街に役所からの
許可を得ていない無許可妖怪が街の治安を乱していた。
それらを捕らえ京都の治安を守るために機動新撰組が設立される。
しかし、多大な借金のために経営危機にたたされる。
そんな新撰組のテコ入れのために坂本竜馬の息子である坂本竜之介が上海から帰国するが、
個性豊かな新撰組メンバー達によりあれこれ振り回されていく。
厨二病熱血錯乱ロボット
非常に雰囲気が古臭い、2005年に放映されたと思えないくらい
ギャグのセンスや、話の流れ、キャラクターデザインが古く
1999年のラブコメっぽい印象が非常に強い。
逆に古いドタバタラブコメディが好きな方ははまってしまう・・・かもしれない。
基本的にトラブルを起こす妖怪がいて、それを解決しながらドタバタラブコメを展開する
パターンが非常に多く、後半になるにつれて飽々してきます。
根本として、何がしたいかわからない。
せっかく新選組を女性化し、萌えとして描くなら
「一騎当千」や「恋姫無双」のように少しは元ネタを利用したストーリー展開をすればいいのに
ほとんど意味がありません、名前だけ借りた!という感じです。
時代背景も非常にわかりづらく、昔の街並なのにチャイナ服きてたり
銃があったり、あからさまに機械があったりetc…
その時代に関する説明が足りず、理解できません。
主要なキャラクターが死んでも、猫丸という生き返らせるキャラクターがいるので
緊迫感にかけ、アクションシーンは迫力不足、作画もお世辞にもいいとは言えません。
タイトルからして、どこが「萌え」なのか、どこが「機動」なのか非常に疑問です。
ドタバタラブコメディなのに、最初から最後まで笑みすら浮かべられない内容で
脚本を書いた人の顔が見たいくらいです(苦笑)
声優さんは悪くないのが唯一の救いかもしれません・・・。
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