ルパン三世 天使の策略 ~夢のカケラは殺しの香り~
★☆☆☆☆
ネバダ州にあるグレーム・レイク空軍基地、通称「エリア51」に銭形警部と警官隊、
さらに新米女性捜査官エミリー・オブライエンが警備に来ていた。
ルパンからの予告状が来たのだ。ルパンの獲物は、ロズウェル事件で墜落した
UFOのカケラである「オリジナルメタル」だった。
ルパン・次元・五ェ門の3人は銭形らの警備をかいくぐり、まんまとオリジナルメタルを盗み、
アメリカ軍が建造したUFOに乗って脱出に成功するが、試作型であった為に墜落して
UFOは短時間でスクラップと化すのだった。
問題作品
放送後あまりの出来栄えに脚本家のサイトが炎上したらしい本作品。
最大の原因は、ルパンが女性を殺したことだろう
ストーリーはオリジナルメタルを巡るルパン一味とアマゾネス軍団の戦い。
アマゾネスという名の通り敵は女性ばかりなのですが、
まあ・・・設定の浅いこと浅いこと。
峰不二子のライバル、五右衛門のライバル、次元のライバル、ルパンのライバル
そしてボス、と五人の女性が登場するわけですが
登場人物が多いせいで掘り下げが少なく、魅力がない。
唯一魅力があるといえるのは、能登麻美子さん演じるポイズン・ソフィ。
恋人を戦争で失い、理想を信じて戦う彼女はルパンを殺そうとするが何度も失敗する。
最後はルパンに心を許したと思った瞬間に、殺されてしまう。
救いがなさすぎる悲劇なキャラ(苦笑)
ルパンって結構こういうキャラは救われるパターンが多いだけに意外でした。
そして一番のザコキャラはボス。
ルパンに殺される彼女ですが、まあ陳腐すぎる。
ルパンに命乞いをし、許したルパンが背を向けた瞬間にルパンに殺されるわけですが・・・
なんとも納得いかない死に様でした。
全体的にルパンらしさがなく、ルパンならではの細工や頭脳戦が無い上に
アクションシーンも派手さが無い。
次元のライバルに至っては粉塵爆発で自爆(苦笑)
掘り下げの足りない設定や人物描写、弱すぎる敵キャラ。
そして肝心のオリジナルメタルは最後にはルパンのアジトの水道に・・・w
恐らく企画段階で「敵キャラは全員女って面白くない?」とどこぞの誰かがいったのでしょう。
それを上手くいかせない脚本家も脚本家ですが、
こんなに脇の甘いストーリーを人気作のルパンとしてTVでよく放送できたなと思ってしまいます。
脚本家のサイトが炎上したのも納得の作品でした。
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海外の4chanというサイトでも酷評されていましたね。
あるアメリカ人がこう書いていました。
「HAHAHA.これを書いた脚本家はよっぽど現実の女に
恨みがあるんだな。ルパンにビッチを殺させて、スッキリ
しているのだから、よく眠れたのかい?」
まあ、リョナと言うジャンルが好きな人にはたまらないんでしょうね。