★★★☆☆
なぜか心霊写真ばかりを撮ってしまうカメラマンの森丘耕平は、
取材に行ったドイツの古城で、ヴァンパイアの少女である葉月と出会った。
その城に幽閉されていた葉月は、耕平の血を吸って、僕(しもべ)として城から
脱出しようと考え、血を吸うも、全く効果が現れなかった。
だが耕平が城の封印装置を壊したことにより葉月は城から脱出し、
そしてあろうことか、生き別れの母の行方を求めて、耕平と共に日本へ向かった。
ネコミミモード
このアニメに言う事に関しては、1つしかない。
以下の動画をまず見てもらいたい。
このOPを見て「可愛い!!!」と思ったら見れます。
しかし、「うわ・・・なにこれ・・・」と引いてしまったら
観ていても苦痛なアニメになってしまうと思います。
ヴァンパイアの葉月と、霊能力がまるで効かない男が出会うところから話は始まり、
猫耳が似あいまくる葉月のかわいいキャラクターがすべての作品。
葉月を演じる斎藤千和の声が非常に可愛く、斎藤千和さんファンなら必見のアニメ
ストーリーは、ヴァンパイアにまつわるシリアス話と
葉月の日常を描いたもので構成されており、はっきりいって可もなく不可もなくな
ストーリ展開と内容は、普通以下の評価をつけざるを終えない。
いきなり8ヶ月過ぎたりする急激な展開は一瞬ついていけなくなり、
飽きさせないように中ボス的な敵キャラが次々出て来る展開は
観ていてテンポはいいが、後半はパターン化してしまっていた。
目新しさの感じないストーリー展開ですが、それを担うキャラクターの魅力が非常にいい。
ヴァンパイアの葉月は可愛らしいし、じいさんはいいキャラなのですが
キャラ萌えだけなアニメになってしまっているのは残念なところ。
もう少しストーリーにひねりがあったり、戦闘シーンに迫力があったり
日常パートももう少し深く描いてくれれば、もっとキャラクターが生きたのに
せっかくのキャラクターを生かしきれていなかった。
前半部分は日常パートも多いので非常に楽しめるのですが、
後半部分は修行などシリアスな雰囲気が多く楽しめない部分が多かった。
また、全体的に「ドリフ」のような演出が組み込まれている点は
制作シャフトらしいといえばらしいのだが、必要なのだろうか(苦笑)
萌えな作品をお探しの方にはおすすめ。